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昔描いた4コマを振り返る16

前回


『人工イクラ』
 アルギン酸ナトリウムを処方されたので人工イクラの製造を試みる話。炭酸カルシウムの作り方が気持ち悪いし、それで食品を作ろうとするのがもっと気持ち悪い。ただのイクラ丼の絵が本当に気持ち悪く感じる。

 [その他小ネタ]
 アルギン酸ナトリウムの分子式を※で書く意味が無いし、さらに次のコマに無意味に書く
 洋式トイレを開けながら逆向きに使う
 電球の口金の部分が長い
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『めんぼう』
 耳に綿棒を挿しておかないと涙と鼻水とよだれが止まらなくなる呪いにかかった人の話。

 [その他小ネタ]
 電車内の内を肉と間違えて取り消している
 1コマ目の耳に向いている矢印が、実は2コマ目以降もずっと耳の上にある。1コマ目の位置のままだと耳に隠れて見えないはずだからそれはミス。
 ガタンゴトンが明朝体で無駄に多い
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『俳句対決』
 俳句優劣判定マシンを使って掛け俳句対決を行う人の話。
 「現金をかけていた」がオチというなんとういか、そんなネタ。
 [その他小ネタ]
 俳句優劣判定マシンのデザインが全くそれらしくない
 コンセントが多いし、斜めについているものもある
 畳の上にキャスター付きの椅子
 右の人は透明なフィルムに、左の人はぐしゃぐしゃの紙に俳句を書いてる
 季語が直接的すぎる
 俳句優劣判定マシンの判定方法もそれらしくない
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『サイコロ』
 1~6以外の数でも任意の数を出せる奴と、2平方センチぐらいの面積にある3億の点を一瞬で数える奴
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『ハチミツ』
 思想が危険で勝手に増えるハチミツ製造ホムンクルスを開発したという話。
 よく読むと安全性については一切言及してない。
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『缶ケリ』
 ドラム缶を蹴って金属塊にして売る話。
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『パンダ』
 パンダ目を要求されていると思ったら、パンダの鳴きまねを要求されていた。パンダの鳴き声を調べて文字起こしした。
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『ミスト』
 加湿器と除湿器がぶっこわれて加湿しすぎる話。
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『わんこそば』
 粘り気があってフォークでゆっくり食べる事を強要されるわんこそばを初めた蕎麦屋の話。コント的な話では割と好きな方。
 店員の服は、最初蕎麦屋なのに無駄に迷彩でピチピチの服を着ているというボケのつもりで描いたが、3コマ目でワカメのヌルヌルを蕎麦に適応したことで、服もわかめという事にできた。

 [その他小ネタ]
 窓ガラスが割れている。
 「わんこそばはじめましたごめんなさい」と謝っている。
 わんこそばを指一本でしかも端っこで支えている。
 テーブルの足が左側にしかない。
 次のわんこそばを2段目の真ん中という取りづらい所から出す。
 お椀を後ろに投げて捨てている。
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『おだて』
 おだてられると可燃性のガスが頭から出てくる人を四文字熟語でおだてる話。再尿検査と香典節約という非誉め言葉がまぎれている。文明開化も誉め言葉かどうかは怪しい。
 ガスは空中に逃がすと危ないので燃やす必要がある。新しい個所から出そうなときは、そこにパイプを挿して火をつけます。
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『店長』
 一度行った店の店長を全て記憶する完全店長記憶能力保持者と、来た客の情報を全て記憶する完全顧客記憶能力保持者の能力者バトル。完全店長記憶能力を持ってやることがすごい嫌。
 [その他小ネタ]
 元コンビニ店長が食べているたこやきもどきが異常に不味い
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『天狗』
 天狗の鼻を模したキュウリを開発した人の話。
 珍しく最後まで思いついてから考えた話なんだけど、そういうネタは描くとそこまで面白くならない。

 [その他小ネタ]
 だんだん二人の髪が減っている。
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『0000』
 暗証番号を絶対に0000にしたい人と受け付けない銀行員の話。
 誕生日と言う概念が無い国生まれらしい。日本語は覚えられるのに連番は覚えられない。
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『ダブルフリスビー』
 フリスビーがすごく上手い人が、壁の穴にフリスビーを投げ入れようとしたらトリックアートだった話。
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『くす玉』
 紙吹雪の代わりに冷凍チャーハンをくす玉に仕込んだ話。
 最後の「大人だからな」という返しはちょっと好き。
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続き


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