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義父の旅立ちに寄せて

義父が亡くなって1日が経ちました。もう会えないと思うと胸が締め付けられる思いです。家族ならば、その悲しみは一層深いことでしょう。生前、彼から受けた様々な愛があります。家族を思う愛、友人を思う愛、そして全人類を思う愛。その愛情をもう受けられないことが、何よりも悲しいのです。

深い愛情を受けた分、つらい悲しみが今目の前にあります。忘れたい気持ちもわからないでもありませんが、それはできません。義父との楽しい旅行や、悩みを相談した日々、共に暮らしてきた思い出は簡単には消えないのです。

どうすればこの悲しみと向き合えるのか。
「今まではこの世に存在していた人が、これからは私たちの心の中に生き続ける」という考えにしっくりきました。身体はなくとも、心の中で共に生きることができるのです。

無理に忘れることはできません。義父から受けた愛を忘れないでいて、今度は私たちが他の人々に愛を与えていくことです。その記憶は決して忘れてはなりません。義父の深い愛情は、これからも私たちの心の中で生き続けるのです。それが残された人の役目なのでしょう。

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