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世間の風評を恐れない

【訳文】
孔子先生が衛公の夫人で品行よろしくないと評判の南子と会われた。これを高弟の子路はとても心配した。しかし、孔子先生は誓って言われた。「私が本当に悪いことをしているのであれば、天が見捨てるだろう。だから安心して見ていなさい。」

【思い】
どんな行いをするにしても、己の心に邪な気持ちが無ければ、恥じることも恐れることもないのである。
どんな人にも過ちがあると思っているのですが、その過ちに対して、心の底から反省をし、行動を改めれば、何も後ろめたい気持ちはない。
世間との折り合いも必要だが、己との決心が大事だ。
その決心は、一時の批評も飲み込むような偉大な出来事となるだろう。
これら一連の流れさえも楽しめるような気概を持ち合わせていたい。

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