7億年振りにTSUTAYAへ行った話

色々あって、7億年ぶりにTSUTAYAを利用した。

高校時代に「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」という映画に出会い、「映画」という娯楽にのめり込んだ私は、当時TSUTAYAに毎週通い、毎週5本映画を借りるヘビーユーザーだった。

夢はTSUTAYAを経営したい。

そんなことを思っていた。
そんな私が幾千の時を超えてたどり着いた7億年後のTSUTAYA。
正直に、嘘偽りなく書こう。

「あ、もう二度と利用しないな」

と私は思った。
とにかく面倒くさいのだ。

旧作と、準新作の2作を借りた。
レジはセルフレジ
カードの更新が必要だった
窓口へ行った
更新後、カードが読み込まなくなった
窓口へ行った
もう一度レジに進むと、一泊二日が選べない
料金表には両方とも二泊三日の金額の記載があった。
どちらかは忘れたが、二泊三日も選べなかった。

なんだこれ。

機械的なものは基本的にユーザーが「なんとなく」で使えるのがベストだ。
何故なら説明書を読まない人間に合わせて作った方が手間がないからだ。
そう考えている私は、もう一度窓口に行く気をなくし、金で解決した。
その日しか観る日がない、当日で済むものを。わざわざ。
そりゃーーーーー皆配信を選びますわ。
ワンクリックで映画が見れる。
よく分からない機械を操作する手間も、窓口へ行く手間もない。
いやこれはもちろん更新を怠っている私も悪いけれども。

もーーーーまじで利用しない。
さようなら幼き頃の私の夢。



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