微妙な結果とかっぱえびせん
1週間前、いきなり全身に蕁麻疹ができた話を書きましたが、今日はその続き。
この文章内では明言していませんでしたが、食べ物アレルギーとして疑っていたのはエビでした。
ですが、実は検査結果を聞く前日に、エビと一緒に調理をされた料理を食べており、その時は特に何も起きなかったため、心配をせずに病院に行ったのですが...。さて、結果はいかに。
***
受付を済まし、助手さんに呼ばれて診察室へと向かう。
先生と気楽に話しながら、診断結果を待っていると、結果を見た先生が神妙そうな表情をして一言。
「なんとも微妙な結果となりました。」
続けてもう一言。
かっぱえびせんで蕁麻疹は出たことがありますか?
ん???
病院にきて「微妙な結果」という診断を初めて聞いた。そして追い討ちをかけるような「かっぱえびせん」というワードも、当たり前だが初めて聞いた。
とりあえず、結果を教えて下さい...
頭にハテナがたくさん浮かび、結果を訊ねたい気持ちをぐっと抑えて、まずは先生の質問に答えようと私も一言。
かっぱえびせんは小さい頃に好きなお菓子でした。
でもかっぱえびせんで蕁麻疹は出たことがありません。
まじめに返答をし、加えてかっぱえびせんへの愛まで語り、久しぶりにかっぱえびせん食べたいなぁみたいなことまで思っていたら、
突然、
先生が吹いた(笑)
かっぱえびせんは大丈夫ですかね(笑)
失礼しました。診断結果はこちらです。
先生!!!笑
突っ込みたい気持ちを抑えて、ようやく結果を見せていただくと、そこに記載されていたのは、
「0.21」
という数値だった。
ん???
またもや、頭にハテナが浮かんだが、
そこからの先生はこれまでのコントのような時間を取り戻すように、一切の無駄なく丁寧に説明してくれた。
先生の説明によると、どうやら「0.35」から偽陽性と判断されるらしい。
最初に伝えられた通り、これは確かに「微妙な結果」だと納得してしまった。
続けて先生が言うには、人によっては、エビのエキスやしっかりと焼けばアレルギーが発症しないこともあるらしく、そういった理由から何よりも先に、かっぱえびせんであれば、これからも美味しく食べれるかもよってことを、優しさから伝えてくれたということだったのだけど...
自分で振っておいて自分から笑わんといて下さい、先生(笑)
最後に、エビアレルギーは大人になってから発症することが多いらしく、これからも注意しながら生活をして下さいとのことで本日の診断は終了した。
今回の診断結果は微妙だったと言わざるをえない。
しかし、完全にエビを食べられなくなったわけではないということは分かった。
それならどこまでいけるのかを試してみようという気持ちに駆られた私は、帰り道のコンビニで立ち止まり、頭から離れないかっぱえびせんを久々に買って帰ろうかなと思い悩む。
その時ふと、
かっぱえびせん一袋に含まれるエビの量ってどのくらいなんだろう。
という、これまでは全く考えたことのない視点での疑問が浮かんだ。
実は、1匹のエビを丸々食べてみる方が、かっぱえびせんを食べるよりもリスクが低いのではないだろうか。
いきなりかっぱえびせんに手を出すのは高リスクなのではないか。
そんなことをコンビニの前で考えるという、
とっても無駄で、それでいてかっぱえびせんの口になってしまった私にとっては重要な問題に向き合った結果...
かっぱえびせんを食べるために、少しずつエビリハビリを始めようという結論を下した。
待ってろ、かっぱえびせん。
***
蕁麻疹と食べ物アレルギーの話は、よくも悪くも今回で終えようと思っていたのだけれど、まさかの「微妙な結果」により、もうしばらく続くことになりました...。
かっぱえびせんは○なのか×なのか、私の今後のエビ事情にも目が離せません...。
ちなみに、先程小さいエビを1匹食べてみたけれど、特に問題なさそうなので、近日中にかっぱえびせんにも挑戦してみようと思います(笑)
なんの話だ。
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