見出し画像

“しこり”がおなかにできましてん 腫瘍摘出

しこりが出来た話の前に

お腹の脂肪が多少減ったなぁーって
何となくお腹を触っていると“しこり”がいる。

そんなお話の前に、この1年間の身の話。


自分にとって自分のための時間

ランニングを始めて10年ぐらいとなり、いつかはサブ3(フルマランで3時間以内に完走)と言い続けているわけなんですが、この10年間、毎年のようにサブ3を挑戦していたわけではないです。

この10年の間には、子供が産まれた年、アート活動に力を入れた年、体の調子が悪かった年、コロナの数年間など、サブ3挑戦から遠ざかる年も数年ありました。

お時間があれば過去のサブ3挑戦記です↓


去年は色々と変化のある年でした

昨年からは中学生となった長男のサッカー&私生活をちゃんとサポートをするために、サブ3挑戦はまた3年後と決めておりました。ただ長男はまさかの昨年の秋にサッカーを辞める事となりましたが。笑

すでに懐かしいプレイ姿


ただ息子のこと以上に大きな変化が、家族に悪性腫瘍が見つかり、すこしステージが高い症状。その治療のためにも、昨年は我が家で同居しながら治療のサポート。忙しくなった子供3人の子育てもあり、より家族との時間が必要となる1年でした。

子育てのステージを終えたら親の事もいつかはあるかな、、、まぁーまだまだ。って思っていたことが、一気にやってきた1年で、人生の中で自分の事だけに力を注げる時間は意外に少ないのかもしれないと、あらためて考えさせられました。

我が家に同居をしながら、住んでいた家を片付けて僕の近所に住み家を引っ越しする作業なども行い、治療はセカンドオピニオンを受けながら最良の道を探して、現在は病気と共生しながら生活をしていく方法を選択し、今年の春にはある程度、普段の生活を取り戻せるようになりました。


この1年は自分の時間が作れそう

そんな昨年から今年の春を経て、長男のサッカーサポートは不要となり、家族の生活も安定してきたのが5月。僕はそのタイミングで肋骨を骨折していたものの、これからの1年はサブ3挑戦への時間が作れそうだし、逆にここを逃してまた来年に時間を作れる保証はない。

長年の目標であるサブ3を今やろう!っと気持ちへ動いたのは、そんな状況の変化も大きな理由です。

今回こそやってやるかw

しこりがおへそにできていた

そんなサブ3挑戦記は、下記のマガジンにて毎週トレーニング内容を残しているのですが、

先週末にお腹の脂肪が多少なくなったなぁーっと、何気にお腹を触ってみると、ポツっとした突起物を発見。



虫に刺された跡もなく、赤く腫れた様子でもなく、内部から発生している謎のしこり。周りの友達でそんな症状を聞いたこともなく、とりあえずグーグル先生に聞いてみると、

胃、膵臓、肝臓の悪性腫瘍の可能性。」

あれ?まずい?予想外の回答。。。

確かにここ数年で油をあまり食べれなくなったり、便の調子が悪い日も多かったりと、内臓の機能が落ちたとは感じており、整腸剤を常に飲むことで調子を整えているアラフォーおじさんではあります。

豚骨ラーメン食べれなくなってきました


子育て、家族へのサポート、
そして早くも大病を患うサイクル?

このしこりが他にどう言い表せるのかも分からず、「お腹 しこり」の検索ワードでは良い内容が出て来ない状態。とりあえず病院で診てもらいたいのですが、土日はお休みなので週明けを待つことに。

悪いワードばっかりなGoogle先生

しこりの正体は

サブ3との勝負のつもりが、まずはガンと勝負をするのか?って、そんな可能性を頭に巡らせながら、でもいつかは必ず誰でも死と向き合うのだから、それが早いか遅いだけの話。って、仏門っぽくどこかで考えたり。土日の2日間はそんな事が頭に巡り続けることに。

週末が明けて病院へ。いきなり入院になると大変なので、嫁さんも一緒に来てくれて診察。

「これはアレやね、粉瘤腫瘍やね」

ふ、、ふんりゅう?
何ですか?それは?

「良性の腫瘍やから、摘出すれば大丈夫、明日なら空いてるから明日手術でいける?」

あ、、、はい。

そんなことで、間髪いれずに翌日の手術が決定。正体は悪性ではなく良性の粉瘤腫瘍でした。


良性腫瘍の摘出手術へ

このしこりは時間とともに消えたり、小さくなることはないようで、むしろ大きくなったり、まれに悪性になることもあるようです。嫁さんのお知り合いも、のど付近に出来たしこりを良性で放置していると悪性となり、喉頭を部分切除をしたようです。

腫瘍切除手術は日帰りで行い、腹部に麻酔3本打って、切開して腫瘍周辺の肉をナイフやハサミで削ぎ抜く感じでした。痛みはないのですが、引っ張られる感覚や音は聞こえるので、気持ちは良くはなく。笑

術後は2日間シャワー禁止
毎日消毒のために通院
痛み止めと抗生剤漬け
1週間後に抜糸

日帰りで手術をして、そのまま本職の夜勤で朝の5時半まで仕事。少しハード過ぎる日程にしちゃいました。笑

この手術が本命のマラソンレース前ではなくて良かったです。現在、足の故障もあるので、とりあえず強制的に休めっと仏様から言われているのかもしれないです。

人生の山場かな?っと少し覚悟はしましたが、心配するような病気ではなくて良かったです。ただ僕は粉瘤腫瘍でしたが、ネットでもたくさん書かれている通り、悪性か良性の判断はお医者さんに見て頂いた方が良いと思いますので、皆さんもお腹に謎のしこりが出来た時には、ぜひとも病院へ。


時間を大切に

サブ3を目指す本命マラソンは2月後半以降なので、まだまだトレーニングをしていく時間はありますが、この件でも感じたのは

「サブ3は今やる。やるべきことは今やっておく。人生はいつまでも、、ない。」

っと強く思いました。いつでも出来る♪が、もう出来ない。っとなる日が突如やってくるかもしれないので。

ちょっとした僕の経験ですが、会話の4割が健康関連になりつつあるアラフォー以上の世代へ、少しでもためになれば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?