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掛川城

掛川城とは

掛川城は静岡県掛川市のお城である。現在掛川城内には1994年(平成6年)に復元された天守閣、1861年に建築された二の丸御殿、1995年に復元された大手門などがある。また、静岡県袋井市の油山寺には移築された掛川城二の丸大手門がある。建造物以外にも石垣などが残されている。

大手門

 掛川城大手門も復元された建物で、2階建て幅は17m奥行き5mの建造物で、最上部には鯱を取り付けた勇壮な門でまさに正面玄関にふさわしい構えをしている。また、大手門近くには大手門に出入りする人を監視する大手門番所がある。大手門番所は1859年(安政6年)に再現されたもので市の重要文化財に指定されている。

復元された大手門
実際は現在地より50m南側に建築されていた。

二の丸御殿

掛川城二の丸御殿は1861年(文久元年)に建築され、1868年(明治元年)まで使われていた。現在江戸時代から使われていた城郭御殿は4つ(掛川城、川越城、高知城、二条城)しかなく掛川城二の丸御殿はその中の一つで重要文化財に指定されている。城内には太鼓櫓で使われていた太鼓や掛川藩の様々な収蔵品が納められ、史料館になっている。

二の丸御殿

天守閣

天守閣は戦後初めて木造で復元された天守閣で、復元の際に城絵図のほかには掛川城主であった山内一豊が築城した高知城をモデルにしている。天守閣内部は掛川城天守閣復元の際の説明板などがある。また天守閣内部は比較的綺麗で木材の香りが心地よい。

掛川城天守閣と復元された四足門のショット

最後に

掛川城の天守閣であるが現在令和4年6月1日から令和5年1月31日まで天守閣改築工事につき立ち入りが禁止されている。天守閣にはしばらく入れないので訪れる際は気を付けてほしい。また大手門・二の丸御殿・天守閣以外にも太鼓櫓や近代和風建築の竹の丸などがあるので是非足を運んでみてほしい。


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