無駄な一日

 これは私のぼやき。もしかしたら、私と同じような人もいるかもしれない。
 私の最近の悩みは、休みの日、どんな一日を過ごしても、無駄な一日だったのではないかと思ってしまうことだ。

 この悩みは突き詰めると、私は価値のある生き方ができたのか、という悩みになる。まあこんなふうに思うのは休みの日だけなのだが。
 岸見一郎さんの本に、寝たきりになっても人間は生きている価値がある、と書かれていた。そうだとしたら、なんといいことだろう。そう思えればどんな状況下においても前向きに生きていけそうだ。でも私は寝たきりになった時、私は価値があるなんてどうしたって思えない気がする。みなさんはどうだろうか。

 書いている過程で思ったのだが、価値なんて揺らぐものだというのが真であれば、どんなものだって価値がないと言えるが、どんなものだって価値がすごくある世界があるのではないだろうか。ということは私は生きているだけでものすごく価値がある、それが絶対の世界があるのではないだろうか。

 話は戻るが、どんな一日でもものすごく価値があるといえる世界は必ずある。
 だから、私もみなさんも無駄な一日なんてないんです。

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