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10INC's Intern Vol.6 || 投資をしていないZ世代としている僕

こんにちは。10INC.インターンのカネディです。

今回は「投資に手を出さないZ世代と手をだす私」をテーマに発信していこうと思います!私は声を大にして言えませんが、「お金」に対して明確に不安を感じています。その結果、積み立てNISAを現在しています。しかし、Z世代から見るとこれはマイノリティだそうです。

Z世代の投資状況の調査では「投資をしていないが興味はある」人は過半数以上に対して、「投資をしている」はたった約1割程度!なぜ興味はあるのに、やっていないんでしょうか・・・?もう少し投資をするZ世代がいてもおかしくありませんか? <参照:「投資状況」(SHIBUYA109 lab.調べ)>
ということで、色々と思うところがあるので書いてみます!


カネディにとって投資って何?

私にとって投資とは、稼いだお金に働いてもらうことであり、少しでも楽をして稼ぎたいからやるのと同時に、金融リテラシーを高めてくれるものだと考えています。
また、投資というとお金だけでなく、「モノ・体験」への投資をするのはZ世代の特徴です。

私の知人で体験に投資する人は、海外旅行に投資しています。正直羨ましいです。小心者の私に海外旅行のように、ガッツリお金を使うことはとてもできません。こう考えると、私がコツコツ少額から投資をしているのは、将来の不安に対して投資を通じて払拭しているのかもしれませんね(笑)

少しでも投資に回せるお金確保するべく、興味があったモノ・体験への消費をセーブし、金融投資で増やせればいいなという考えが私の中に強く根付いているせいで、生活必需品以外の消費行動に後ろめたさを感じることが多々あることも背景にあります。

Z世代が投資をしない理由

Z世代の投資に対するイメージは「難しい」、「リスク」というイメージが強いです。

「投資のイメージ」(SHIBUYA109 lab.調べ)

私が読んだ本「サイコロジー・オブ・マネー」よると、投資判断は「いつどこで、生まれたか」で決まっているそうです。インフレ率の高い時代に育った人は、投資する額が少なく、株式市場が好調な時代に育った人は、多く投資するという海外の分析結果が書かれていました。つまり、投資に対するリスクをどれくらい負うかは、その人の過去の体験に大きく影響するということです。
余談ですが、お金に関する本を読むという心理は、自分自身の投資活動や消費行動を考え直す良い機会なので、投資をしようとしている人は年に数回は読んでおくことをお勧めします。

そもそも日本人特有の特徴なのでしょうか?

投資をしない理由であがるような「難しい」「リスク」などはZ世代特有というよりも、日本人全体の傾向であるのかと思います。
有名な話ですが、一昔前の日本では銀行にお金を入れておくだけで、資産が勝手に増えると言われてきました。

(出所)野村総合研究所SuperFocus、日本銀行のデータを基に野村アセットマネジメント作成

この金利を参考に、例えば1970年12月末~1985年12月末まで100万円を銀行に預金しておくだけで、約240万円になるそうです。うらやましい時代です…。
それに比べて2007年3月末~2022年3月末だと約101万円にしかなりません。同じ15年間でも預金では現在は儲からないことがわかります。この背景から、そもそも日本人は投資をするという文化は根付かなかったのかもしれません。
日本という投資が根付かなかった島国では、投資をするという過去の体験に触れる機会が少ないため、今日に至るまで投資をする文化的な背景が弱く、Z世代は投資をできていないのかもしれません。

カネディの投資ジャーニー

投資との出会い

私が投資に興味を持ったのは、大学2年生の時です。この頃から将来に対する不安が募っていたせいか、「20代でやるべきこと」を調べていました。「投資・保険・経済」などお金周りのことを勉強するべきだと書かれていました。確かに当時もお金周りへの不安は強かったため、勉強することを決意しました。私は理系で統計学という学問が好きだったので、「アクチュアリー(保険数理人)」という資格試験を通して、「投資・保険・経済」が学べると判断し、勉強を開始しました。資格試験には落ちましたが、最小限のお金でとても有意義な経験が積めたと思います。あとは、ここまでの勉強を活かして実践するだけです!

投資のはじまり

大学院1年生になり、ある程度金融の知識をつけたので、100円から投資できる「つみたてNISA」を始めました。つみたてNISAを選んだ理由は、自分に降り掛かるストレス値が低い投資だと思ったからです。投資のイメージと聞くと、デイトレーダーを思い浮かべる人がいるかもしれません。つみたてNISAはそれとはかけ離れており、長期に渡って無理のない範囲で投資することを前提としています。自分で好きにやりくりできるので、私にピッタリだと判断しました。
 
いざ投資をしてみると100円からできるので、もっと早くから開始していればよかったと後悔しています。また、本によると「投資は努力と結果にはほとんど相関がない」と書いてありました。これは過去の研究から明らかだそうです。もちろん投資を始める前に、勉強はするに越したことはないと思いますが、過去の研究結果を振り返るともっと気軽に投資ができたのかもしれませんね(笑)

今後の取り組みたい投資活動

金融投資
来年からは社会人になるため、毎月の給料も増加し、今まで以上に投資に回せるようになります。このままつみたてNISAをやり続けるのもいいですが、一度投資したことのあるPayPay証券にもう一度チャレンジするのも面白そうだと考えています。いずれにせよ、今後とも投資は継続していくつもりです。この記事を見た人が少しでも投資に興味を持ってくれたら幸いです!

モノ・体験への投資
コツコツ投資を続けるのもいいですが、内定先の同期は海外旅行や釣り、推し活などモノ・体験への投資に積極的でした。私もいい加減、頃合いを見て「モノ・体験」への投資を充実させようと気が付かされました(笑)まずは、来年中に海外旅行を検討しようかと思います!

最後に

投資をするZ世代として、私は世の中的にはマイノリティかもしれませんが、気兼ねなく買い物・消費できる金銭的余裕を獲得するために行なっています。しかし、「消費への後ろめたさ」を脱するためには、自分が満足するだけの資産を形成する必要があります。
実際、積み立てNISAを1年以上継続している私は、2023年11月20日時点では投資額の+20.1%となっています!!長期的にこれを継続していくことは金銭的余裕の獲得・気兼ねない「モノ・体験」への消費につながると思います。

ラクしてコツコツ稼ぎ、ゆくゆくは経済的自由をもたらす可能性がある副業、これが私にとっての金融投資です!
皆さんやりましょうー!

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