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オタクよもやま話

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鉄道オタクとして数年過ごした上で感じた「なまもの」趣味の危うさを書き記します
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#やめてみた

鉄道オタクをやめようと思う(Twitterから離れた話)2

前回書いた「旅行趣味を辞めたいと思った理由」をここで再度おさらいする。 念のため言っておくが、鉄道への熱が冷めたわけではない。 鉄道趣味が「偏執故の激烈な知的好奇心」ではなく、「SNSで数値化される”いいね!”が齎す激烈な承認欲求」の娯楽に成り下がったこと 自分の好んでいる車両/路線/駅/会社以外のものが消滅可能性を帯びたとき、為政者目線で(=利用者目線の介在無しに)切り捨てる人があまりにも多いこと 鉄道……ひいては交通そのものやそこに住まう人々の暮らしを観察する趣味

鉄道オタクをやめようと思う(Twitterから離れた話)1

本題は2から始まります。これは意思表明です。 鉄道オタクとして過ごして6年、擬人化にハマってから5年。 先日ふと、こう思った。 鉄オタやめたい。しかし鉄道への愛は減るどころか増えるばかり。 その後数日間考え込み、Twitterにある意見の偏りを知覚し、寝る間も惜しんで思案に励んだ結果、1つの結論に至った。 SNSで鉄道の話を控えるのが先というわけで、「鉄道オタク=交通オタク」≒「Twitter(あるいは匿名掲示板)上にいる旅行趣味クラスタ」から距離を置こうと思っている。