見出し画像

毎晩4話の夢。覚えているのは2本のことが多い。今年の初夢はどうだった?

【1話】

人間が平面的なイラストのおたまじゃくしに変えられた。いつしか動かなくなる。音符のほとんどない楽譜の上に点在するおたまじゃくし。


【2話】

わたしは、あごキングさん、娘_さんと遊んだ。ともに「プリッとChannel」のメンバーだ。撮影はしない。駅ビルや、駅近くのデパートで、店員をだますというわるさ。


身ぎれいな中年男性をして、皇室の方だとうそをつく。隠されたエスカレータで下り、従業員男性1人を呼んで接遇させた。愉快、愉快。彼は疑いながらも「皇室の方」にうやうやしく接する。5人でデパートの建物を出て別館に歩いた。騙された従業員は、「わたし達のテリトリーで勝手なことをしないで!」と困るが、そこは公道であり、誰の権利も及ばない。珍妙だなぁ。


次にわたし達は、何十巻もの7色カラーテープを引き出し、そこいらじゅうを飾る。テープの1巻の中に、赤、橙、黄、黄緑、緑、青、水色とあった。


われわれの悪行は続く。営業契約もなく売り場を押さえて、アクセサリーを出し広げ、3人の「店員」を配置して商売する。出品物は彼女達によって箱から出され、台に並んだ。出店面積は5畳ほどだ。パステルカラーのアクセサリーを過剰に着けた販売員3名は大忙し。お店も来店者もうそに気づかない。


【3話】

飯田家織さんという、元アイドルで半引退中のマラソン選手のスタートを見学した。(夢の中では「家」の字だった。) 立体構造の大きな駅、1階の暗い出口。大宮駅の西口にやや似ている。もっともっと小規模で地味。


飯田さんはワゴン車で運ばれてきた。このマラソン大会においては、スタート地点で混乱が起きぬよう、ゴールからの距離を等しく、招待選手・有名選手には別々の出発場所が割り振られている。運転手が場所を一度間違えて、10m 先まで過ぎ、すぐ戻る。


飯田さんは黒光りする「ごつい」スパッツを着ていた。上半身には薄手の小さきウェアが追加され、顔はやけにしょうゆ顔。後ろ姿のおしりから太ももは競走馬のごとく、ごりごりの筋肉。それはアメリカのミスター・オリンピア(ボディビル) における男性選手並に太くたくましかった。ほんでウェイストの位置が高い。ワゴン車から降り立つと、笑顔で走り去った。


【4話】

学校が午後3時半に終わった。新宿の大学院のようである。わたしは裏門から出て車に戻る。待ち合わせてあったナオゾーさんと車内で1時間過ごし、すぐ近くの駅前の飲み街へくり出した。坂を降りて左に曲がったらすぐ。そこは、“MEGWIN TV” の会社近くの風景と酷似している。


わたしは、駐車場の2軒隣の飲食店に一度行ったことがある。でも通行人の男性から、「向かいのお店で揚げ物がスムーズに出る」と聞いたので、そこへ入ることに決めた。


駐車場の料金は前払いで一晩1,700円。キャリアウーマンのナオゾーさんが率先して出した。支払いの証拠には、管理人さんから水耕栽培の球根の汚れた花をもらった。高さは50cm にも達する。十分に咲いて、水に落ちて腐った物もあり。菊のような細い花弁がたくさんの花々。約10個の色は、全部違ってみんな汚い。


わたし達は、評判を耳にした向かいのお店に入った。小上がりは畳で、簡易布団が積み上げられ、寝てもいい。ナオゾーさんは途中で寝転びくつろぐのだった。全体的に天井が低め。壁は真っ白できれい。木材は白木色と明るい。厨房との境を除けば、フロアのどこにも壁がない。わたしはまだ、食べたい気持ちはほとんどなかった。ナオゾーさんはもともとがりがりの女性だし、食が細い。2人は何にも食べないで過ごした。


彼女と話し、持ってきた3本のカセットテープをより分け、受け渡しするなどしていたら21時半。お店の人から、もう商品を出せないと言われた。なぜラストオーダーを知らせてくれなかったのか、わたしはいらだって店員を責めるが、そのような習慣はないという。対応してくれたのは曜日リーダーの田代まさしさん。30歳より若く見える。ラッツ&スター時代ほどじゃないものの、顔は褐色でつやがあり、ほっそりした姿、身長は160cm を切る。


飲食中のお客さんがたくさんいるのに、わたしもナオゾーさんも食べる物がない。テーブルに置かれたのは最初に出てきた布おしぼりと氷水。これが19時半なら、たくさん飲み食いできたのに。


粘り強い願いの末、お酒を1杯ずつ出してもらえることになった。わたしは帰りに運転するので、ノンアルコールを要求した。お店側はぽかんとして立ち、その意味がわからないのだった。田代さんは誠意を持って接してくれるが埒が明かない。奥にいる雇われ店長も慎重で、これまた融通が利かない。わたしは、やっと出してもらったジョッキの透明な飲み物に口を付けた。


外はもう閑散としているだろう。地方なので、どのお店も閉店が早い。22時過ぎには人通りがなくなる。

ありがたいことです。目に留めてくださった あなたの心にも喜びを。