アトレティコ・マドリーB 選手紹介

今季はあまり試合が見れないので細かいフォーメーションが予想できないのですが、トップチームやフベニルA同様、5-3-2、あるいは3-4-2-1が基本軸だと想定して書いていきたいと思います。

長いのが嫌な人はごめんなさい🙏(先に謝っときます。)

GK

#1 Christian Gomez

生まれ年:2000年
本職:GK
起用ポジション:GK

トニモヤを始め、重鎮が多く退団したこともあり、Bチーム在籍3年目となり最長在籍選手となった。
とはいえ、一昨季も昨季も3番手GKであり、待ちに待った正守護神の地位である。3番手であり、実績もそこまである訳では無いが、基本に忠実なGKであり安心感がある。
3つ下のGK黄金世代の台頭は予想されるが、昇格に向けシーズンを通して守護神の座を守り抜きたい。
恐らく、トップチームの3番手GKの地位も兼任

#13 Antonio Gomis

生まれ年:2003年
本職:GK
起用ポジション:GK

Bチーム登録23名の中で唯一の飛び級登録選手。
評価はずっと高かったものの、長らくイトゥルベの2番手に甘んじていた03世代のGK。
昨季はマドリレーニョ・フベニルAでプレーしていたが、プレシーズンでのアピールに成功し、テベネット新監督からの信頼を獲得して、2段階飛び級を遂げた。
デビュー戦となった開幕戦(VS ADパルラ)ではクリーンシートを達成した。
基本的にはクリスティアンの2番手となるだろうが、イトゥルベやスタマタキスとの序列争いにも要注目。

#?? Alejandro Iturbe

生まれ年:2003年
本職:GK
起用ポジション:GK

昨季は飛び級でフベニルAの守護神として君臨し優勝に貢献。U19代表にも招集されるデ・ヘア二世。
ちなみに記事によっては、テアシュテーゲン二世とかオブラク二世になったりするので注意。
高い足元の技術と抜群の反射神経を生かしたセービングは飛び級でプレーしていたフベニルAでもトップクラスの評価を得ていた。
プレシーズンの間にゴミスに序列を逆転されてしまったが、Bの2番手よりも出場時間を得られるフベニルAで再度逆転の時を狙う。

#?? Dimitrios Stamatakis

生まれ年:2003年
本職:GK
起用ポジション:GK

5月にギリシャからやってきた超大型GK
登録名はスタマタキス(Stamatakis)ではなく、ディミトリオス(Dimitrios)。UではなくてO。間違えないように...(自戒)
GKはグルビッチのように大きいだけで魅力的。今は世代の3番手で、出場機会が限られるが今後の成長に期待。

DF

#2 Sergio Camus (C)

生まれ年:1997年
本職:RB
起用ポジション:RB,RWB,RCB

今年の冬に加入し、即レギュラーに定着したストッパー。夏で契約切れの予定であり、能力的にはセグンダやプリメーラRFEF(3部)からオファーが来てもおかしくないはずだったが、契約延長し残留。
プレシーズンはトップチームですごし好パフォーマンス。在籍半年ながらカピターノを任されたのは信頼の証。
右ラテラルが本職だが3-5-2では右のストッパーを中心にWBもこなす。
3バックの位置から積極的な攻撃参加とBチームレベルなら完璧に相手を封殺する守備力が武器で、昇格に向けたチームのキーマン。

#14 Fran Gonzalez

生まれ年:1998年
本職:CB
起用ポジション:CB

マジョルカBからやってきた助っ人CB。
プレシーズンはトップチームに帯同し、評価を上げCLのAリスト登録を勝ち取った。
サヴィッチ同様出足の早いカバーリングで広範囲をケアできる。一方でザルツブルクのアデイェミのようなスピードと突破力のあるドリブラーとの一対一には若干の難がある。
が、5部で戦うBチームの新戦力としては満点以上のクオリティを持っていることに疑いはない。

#5 Joan Rojas

生まれ年:2000年
本職:CB
起用ポジション:CB(LB?)

1年半前の加入以降一定のクオリティは示しながらもアルバロ・ガルシアの後塵を拝し続けてきたが、3バック移行により共存可能となりスタメンに定着。
アルバロはじめほとんどのレギュラーが移籍した今期は最終ラインの最長在籍選手として、左サイドストッパーの座に君臨する。
コラールはじめ03世代のDFの台頭も予想されるがレギュラーの座を保持し続けたい。

#3 Marco Moreno

生まれ年:2001年
本職:CB
起用ポジション:CB

昨季チームで最も成長した長身CB。
長身ながらスピード、足元の技術も兼ね備え、当初レギュラーであったマリアーノを追い出して冬以降はレギュラーを奪取。
今期は3バックにおいて、カムスやフランがライバルとなる。

#16 Joel Arumi

生まれ年:2000年
本職:LB
起用ポジション:LB,LWB

ウロットから新たに加入したBチーム唯一の左SB。
CBも出来るタイプのSBであるが、アトレティコBでは左WBが主戦場になりそう。ライバルは左右兼任できるダボと本職CBでフベニルA登録のコラールか。
選手層の薄いポジションなので獅子奮迅の活躍に期待。

#24 Adrian Corral

生まれ年:2003年
本職:CB
起用ポジション:LCB,LB,LWB

昨季1回はメドラノからレギュラーを奪取するも、3バックの導入によって出場機会は激減。今季は左ストッパーと左WBの両ポジションの2番手を務めながらレギュラー奪取の機会を伺う。
アトレティコの未来を担うためには、5部リーグを戦うチームでレギュラーを掴み取ることは必須。今期最注目の若手選手の1人。

#?? Ibrahima Camara

生まれ年:2003年
本職:CB
起用ポジション:CB,RB

プレシーズン初期はBチームでプレーした怪物CB。
CBとは思えない抜群の推進力を買われて右SBや右のストッパーの位置での起用が濃厚。
レギュラー奪取のためにはクロスやロングキックの精度の向上が必要か。
昨季はフベニルAで結果を残し、ベンチ入りは果たしたもののデビューはお預け。今季こそデビューしたい。

MF

#6 Verde

生まれ年:2002年
本職:CM
起用ポジション:CM,CDM,RB,CB

年代別代表の常連で、昨季は豊富な運動量と鋭いタックルを武器に黒子として奮闘した。試合によっては10番をつけるなど、攻撃性能にも長けている。
シーズン開幕直後の現在、中盤の序列は4番手と苦しいが、クローザーの役割も担えるために最低限度の出場時間は確保出来ている。狙うはインテリオールのレギュラーポジション。

#8 Alberto Moreno

生まれ年:2002年
本職:CM
起用ポジション:CM,OM

トップチームのプレシーズンマッチで背番号10をつけるなど期待値大。ボールの引き出し方は天才的で、狭いエリアでのプレーを苦にしないスペイン人MFらしさを持つだけでなく、優れたポジショニングセンスを生かした飛び込みから得点にも絡める。
フベニルAでキャプテンを務めた昨季は、中盤の選手ながらPKも含めチーム3位の10ゴールを記録した。

#?? Joel Ngoya

生まれ年:2002年
本職:CDM
起用ポジション:CDM

昨夏にリールU19から加入した期待感を持って迎えられたものの、1つ年下のセラーノに遅れを取るなど苦しいシーズンとなった。スペインに慣れたであろう2年目はプレシーズンから多くの試合に出場し猛アピールを続けている。

#22 Sergio Guerrero

生まれ年:1999年
本職:CM
起用ポジション:CM,CDM,CB

マラガ(B)から加入したピボーテ。所謂、昇格のための助っ人選手。マラガでトップデビューも果たしている。
派手さはないが安定感抜群の守備的な選手でトップチームのプレシーズンではCBもこなした。
開幕戦ではゴールを決め、今季Bチームの最初のゴールを記録した。

#26 Javier Serrano

生まれ年:2003年
本職:DM
起用ポジション:DM,IH

おそらくトップチームに最も近いスーペルピボーテ
球際の激しさ、展開力はトップレベルでも通用することをプレシーズンで証明した。
今季は安定感やスペース管理の面で成長したい。
今はまだ目立ってしまう荒さはプレースピードに不慣れだから。トップチームへの練習参加を続けて行けばすぐに適用できる。
登録こそフベニルAのままだが、今期も昨季終盤に続いてBチームが主戦場。

WG

#11 Luis Forcen

生まれ年:2000年
本職:LWG
起用ポジション:WG,IH

U19代表経験もあるウインガー。
昨季の目玉補強ながら、鳴かず飛ばず。
監督がリバスに交代した後はジョーカー的に起用され最終盤にはようやく移籍後初ゴールを記録するなどやや上り調子でシーズンが終了。
個人的には移籍して、他の若手を起用するかと予想していたが残留。3-5-2に適正ポジションを見出すのはやや難しく、今期もジョーカー起用が基本となるか。

#9 Carlos Martin

生まれ年:2002年
本職:RWG
起用ポジション:WG,IH,WB,ST

チーム期待のウインガー。数多く居た同年代のウインガー、アタッカーが軒並み退団した中トップのプレシーズンに参加し、Bチームにも残留したことからもその期待値が伺える。
背番号9を背負うがストライカーではない←ここ大事
それでも、本職不在で2トップや中盤、右WBとこなした昨シーズンはフベニールAでチーム2位の13得点を記録。
ただ技術力が高いだけでなく、どんなポジションにも適応できる順応性と知性溢れるプレーが特徴。
今季はインテリオール、あるいはシャドーが主戦場になりそう。

#7 Davo Fernandez

生まれ年:1999年
本職:WG
起用ポジション:WG,RWB,LWB

今年の冬に加入した大型ウインガー。縦への突破力が魅力な一方でフィニッシュ面ではやや不安。右ウイングと言うよりも、右のWBが最適ポジションか。
今季はリカールの退団に伴い右WBの1番手としてのプレーが予想される。

#?? Nando Gutierrez

生まれ年:2001年
本職:WG
起用ポジション:WG,RWB,RSB

オフ・ザ・ボールでも違いを作れるアタッカー。
昨季序盤は主力として活躍し、ウイング陣の中でも唯一と言っていい結果を残したものの、負傷離脱後は1回も出番を得ることなくシーズンが終わった。
離脱中にフォーメーションの変更はあったが、右WBとしてのプレー経験もあり、不遇の理由は不明。
今季も不遇は続きそう。

#20 Teddy Sutherland

セグンダのカルタヘナからやってきたイギリス人ウインガー。
ロンドン生まれのイギリス人ではあるが、4歳の頃からスペインに居住している。
昨季は、主戦場こそカルタヘナB(昨季4部)だったが、カルタヘナのトップチームでのプレー経験もあり、移籍期間最終日に加入が決まった。昨季のチームの停滞の大きな要因であったウインガー陣の質の低さを補えるか注目。

CF,ST

#18 Jordi Ferrer

生まれ年:1999年
本職:CF
起用ポジション:CF

昨季4部(旧テルセーラ・ディビシオン)のポスエロで活躍し、今夏アトレティコBに加入したストライカー。
ネームバリュー的に他のストライカー陣に劣るかと思われたが、開幕戦でドブレーテを記録するなど、現時点ではレギュラーとしてプレーしている。

#12 Santi Miguelez

生まれ年:2002年
本職:CF
起用ポジション:CF,WG(?)

アトレティコ、マドリー、バジャドリーが圧倒的三強を形成した昨季のDH5(Juvenil Divicion de Honor Group5)。
そんなDH5の得点王こそブルゴス所属だったサンティミゲレス
19歳ながら流浪の経歴の持ち主で、スポルティング・ヒホンユース育ちながら、ヒホン→コバトンガ(loan)→ブルゴス→アトレティコBと毎年移籍している模様。
プレシーズンはウイングでプレーした試合もありそう...?今後数年にわたってBチームを背負う選手になって欲しい。

※ @JuvenilDH から拝借

#19 Mario Musy

生まれ年:1999年
本職:CF
起用ポジション:CF

古豪ラシン・サンタンデールから15万ユーロの移籍金で獲得した191cmの長身ストライカー。
ラシンのユース育ちで昨季は31試合出場8ゴールと実績もまずまず。ジュリアーノの相方として期待大。

#10 Giuliano Simeone

生まれ年:2002年
本職:ST
起用ポジション:ST,CF,WG

今季のBチームの絶対的エース
ではあるものの、プレシーズンは最後までトップチームに帯同したため、スロースタートが予想される。
1トップ適性は無いものの、基本フォーメーションとなる5-3-2は最適。サイドに流れて裏を取り躊躇なくゴールへ仕掛けていくプレースタイルが基本で、シュートセンス、突破力、スピードが武器。
細かいタッチの精度が上がればトップデビュー、トップ昇格が見えてくる。

今季は昇格が義務付けられたシーズン。
新チームの飛躍に期待。

最後までお読みいただきありがとうございました。
AupaAtleti!!!

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