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【観戦記】埼玉パナソニックワイルドナイツ VS 東京サントリーサンゴリアス ~王者への挑戦~

こんにちは。
お久しぶりの ツグてんのツグ です。

少し遅くなりましたが、2/26(土)に開催された優勝候補同士の一戦!
熊谷で観戦してきました。

記事をUPする頃はすでに、コベルコ神戸スティーラーズ戦の結果まで出ているはず…。

熊谷ラグビー場

我が家(東京の僻地)から車で約2時間強、熊谷ラグビー場にやってきました。

おなかペコペコ。さっそくキッチンカーへ!
行列に並び自分は牛タン丼、ツグてんのてんはうな丼を。

快晴のもと、大好きな熊谷ラグビー場で、サンゴリアスの選手たちの練習を見ながら腹ごしらえ。
う~ん、最近はキッチンカーのレベルが本当に高い。

小さ過ぎた牛タン丼(¥1,000)が余りに不憫で
自分の虎の子うな丼を半分あげました(てん)

熊谷ラグビー場は1991年に開場し、2019年のワールドカップに向け国際規格に改修されたため、とても新しいラグビー場です。
熊谷スポーツ文化公園内にあるだけに自然も豊かですし、ラグビーだけでなく、家族みんなで楽しめます。

ラグビー開催で来場者が多い場合は駐車場は完全予約制になる確率が高いので、その辺はご注意ください。

試合前予想

両チームのスタメンは、こちらのとおり。

サンゴリアスは、第1節と第2節とほぼ同じスタメンです。
昨年度のトップリーグ王者に対し、もちろんベスト布陣で望みます。
実に豪華です。ただ、ワイルドナイツはあの堀江選手がベンチで控えているなど、恐ろしい…。

つぐてんのてんが「すごくかわいく撮れた」らしい
あの堀江選手

そこで、少しだけ試合前の予想。

サンゴリアスは、ブラックラムズ戦・レッドハリケーンズ戦と勝ちはしたものの内容はあまりよくなかった印象。
特にペナルティの多さが気になりました。

一方ワイルドナイツは、一見苦戦しているように見えてもしっかりと最後の20分で力の差を見せつけ確実に勝ち上がっている印象です。
プレーの派手さはないものの、選手層含め成熟したチームという感じ。

正直、現時点ではワイルドナイツに分があると予想しました。
サンゴリアスが勝利するには、後半に強いワイルドナイツのことを考えても前半10点差、少なくともリードで折り返したいところ…!

王者の風格

では、試合について振り返ってみます。

開始3分くらいでいきなりペナルティから、ワイルドナイツ松田選手に確実にPGを決められてしまいます。
前節からのペナルティの多さ、特にワイルドナイツのようなチーム相手には、致命傷になってしまうという嫌な予感が…。

しかし8分と17分、それぞれ石原選手・下川選手がトライ。
10分のマッケンジー選手のPGもあり、わりとあっさり17‐3と逆転。

この2トライともトライはFWの選手ですが、それに至る展開はサンゴリアスらしい早い展開のラグビーでした。

特に下川選手のトライは、ケレビ選手の強引な突破から→小澤選手→中村選手→マクマーン選手→中野選手とわたり、中野選手の素晴らしいオフロードパスから最後は下川選手がトライと、非常に美しい流れでした。

中野選手のオフロードは必見です!

しかし、よかったのはここまで。

流選手の負傷退場(どうやら軽傷みたいで良かったです)もあり、このあとはボール持っても進めない、そしていつのまにかペナルティやターンオーバー等、よくわからないけど徐々に点差を詰められ、前半のうちに逆転されました。

予想通りこれは後半も厳しいかと思っていましたが、現実はそれ以上に厳しいもの。
結局前半17分以降は無得点に抑えられ、終わってみれば17-34のダブルスコア…。

ワイルドナイツ、特別なことを何もせず、ただただ淡々と勝ち切りますね。これが、まさしく王者の風格ってもんでしょうか。完敗でした…。

印象に残った選手

本日、印象に残った選手をご紹介!

サム・ケレビ!

仮にサンゴリアスが勝利していた場合、まちがいなくPOMは13番のこの選手!
この試合、強引なまでの突破で何度も試合を沸かせてくれました。というか、サンゴリアスのチャンスはこの選手がボールを持った時くらいでした…。
それだけ、ワイルドナイツのDFが固かった。

さすがは、2019年ワールドカップ、そして2021年東京オリンピック(7人制)のオーストラリア代表!
中野将伍選手には、将来的にサム・ケレビ選手のようなゴリゴリ突破を身に着けてほしい! そしたら、得意のオフロードがさらに活きるはず!


ハリー・ホッキングス!

「ファンを楽しませるのはバックスの選手。自分は、そのためにみんながやりたくないことをしっかりとやる。」
206㎝の恵まれた体格、心も体も真のLOといった選手です。
本日も、キックオフボールの確保や苦しい場面で必ず体を張って活躍していました。
ニックネームはホッコです!

オーストラリア代表そして日本代表も視野に入れる、若干23歳。これからのさらなる飛躍を期待です!

ちなみに本日の試合後、ホッコ(206cm)の横にたまたま中野将伍選手(186cm)が。
早稲田ファンの自分ですが、初めて中野選手が小さく…?見えました。
しかも最後のファンへのあいさつでは、齋藤直人選手(165cm)がホッコの横に…。

色んな体格の選手が活躍するのがラグビーの良さなんだなって、あらためて思いました!

マリカ・コロインベテ選手

本日のPOMのコロインベテ選手。
ワイルドナイツの選手であるため本日初めて見ましたが、ボールを持たせてはいけない選手。
182㎝96㎏とWTBらしからぬ体系ながら、快足を飛ばしきれいなトライを決めてくれました。
彼がボールを持つと何かが起こるということで、会場も大いに沸いていました。

ただ、日本に来て焼き肉を食べすぎたため、足が遅くなったとのこと。
弱点が「焼き肉」って、初めて聞くな…。

彼も調べると、現役オーストラリア代表

本日印象に残った選手は、すべてオーストラリアでした。
強いわけですわ…。

次節に向けて

次節はコベルコ神戸スティーラーズ戦。
開幕直後はあまり調子が良くなさそうで、戦績もあまり良くはないのですが、あのワイルドナイツを最後の最後まで追い詰めた実力チーム。
今シーズンの戦績だけ見ると確実に勝利したい相手です。

本日の試合の反省、特に接点からのペナルティはもう一度見つめなおしてほしいです。
サンゴリアスの速い展開ラグビーは、やはり接点で負けないことから始まると思うので。

ただ、久しぶりのホストゲーム。平日のナイターであり、仕事の状況や寒さと不安もやまやまですが、ばっちし秩父宮で応援します!

ちなみに、先ほど秩父宮から帰宅!
見事 56-17で勝利しました。
POMはご存知 ダミアン・マッケンジー
今日は、最高にいい試合でした。
試合後にチェックしたサンゴリアス君ツイッターにて、中二まではバックス(SO)だったというFL 小澤選手のオフロード姿が余りにもカッコ良かったのでご紹介して終わります!


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