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#5 インスタ映えの弊害

こんにちは。
トーシローです。

"noteとInstagramの違い"

noteを使うようになって、
私と同じように
写真が好きな方のお写真を
見せていただく機会が増えました。

私はというと
撮影練習の時には
生徒に変わりばんこに
つきっきりになってしまい
なかなか作品が撮れてません()

私も作品を載せなきゃなぁと
反省しきりです。

ただ、私自身は
写真素人であることは
すでにお話しした通りですので
悪しからず。

"その写真自然か?!"

noteの写真と
Instagramの写真って
違いますよね。

noteのみなさんの写真は
とっても自然に
仕上げてらっしゃる!
ナチュラルビューティー。

instagramって
私に言わせると
ギャルなんですよね
一生懸命お化粧しました!
って感じがするんです。
投稿者の年齢が下がれば
下がるほど。

"コンテスト前の講評"

コンテスト用の
作品をつくっていく上で
自然に作ることって
大事だと思うんです。

話は変わりますが、
写真部では、県展の際に

出入り業者の写真屋さんに
講評を一人ひとり
いただくようにしています。
※生徒の証明写真や
 卒業アルバムの個人写真等を
 撮ってくださる方

生徒は4作品(単・組問わず)
タイトルも決めて
提出します。

その中から出品するものを選んでもらう
講評を半日かけて行います。

※その前の活動で、
 学年ごとに時間を変えて
 一緒に写真の確認と
 レタッチの作業をしています。

生徒にとっては公開審査。
学年関係なしのガチンコ勝負です。

私にとっては、答え合わせです。
自分が生徒に教えていること、
改善点や弱いところを
写真家さんと同じ目線でみれているのか
という部分ですね。

何年かやっていく中で、
私自身の批評する目も
養われてきました。
私自身もインプットを増やすことが
できているということでしょうか。
YouTubenotekindleでなんでも
調べられる時代ですからね。

"プロのカメラマン曰く"

話は戻りますが、
その講評の中で特に言われるのが、

  1. 水平

  2. 主題と副題

  3. 背景の処理
    (余計なもの(人工物など)がないか)

  4. 過度なレタッチ

の4つです。

例えば、
夕日の赤みを足そうとして
全体が赤が強調され
他の部分の色味が不自然だったり。

コントラストをいじって
他が潰れてしまったり。

露出を変えて
白飛びを作ったり。

と、細かいところまで
よく見てもらいます。
手元には2L版、
それからモニターでも
見てもらっています。

このレタッチというところが
インスタ世代には難しい。
つい色味を足したり、
無意味に斜めにしてみたり。

これ不自然じゃない?と尋ねても
『そうですか?』
と返される時もあります。
インスタ映えの弊害です。

作風とするならばありなんでしょうけど。
(今年の写真甲子園のファースト審査で
 審査員長はそういう風潮を"不愉快"
 いう言葉で表現していましたが…)

自分が見て『これ撮りたい』
って思った見た目のままに
仕上げてほしいなというのが
私の考えです。

映えではなくて、
共感や、共有できる
作品が3年間で1つでも多く
作れる環境にしてあげたいと
強く思います。

トーシロー。

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