宇宙の種

自分や人ひとりひとりが宇宙の種子であるという自覚。

年配者でも子供でもひとりひとりが
次の宇宙を創る礎であり、
種子なんだと思い、
感じてみる。

それだけで、世界との触感が今までとは違ったものになる。

種子という例えは
技術や文化を継承していくという意味だけでなく、

もっというと
宇宙の礎ということ。

自分の感じたことや経験したこと
人生を通して考え感じた内的活動が

次の原子や分子、星になるということでもある。

種ということは、
その種をつくった成体があったということ。

推論すると、
種をつくった前の宇宙があったということで

前の宇宙が身体の働きとして反映されていて

その身体を通して経験したことが次の宇宙の元になる。

世界に侵入していく。
我々は電子である
我々は陽子である
我々は細胞である
我々は星である

世界を対象として見ることをやめると
物体として見ていた目の前の物が
物質ということをやめていく。
物質とは呼べない何かに変容する。

見ているものと見られているものの一致
認識しているものと認識されているものの一致

主客一致の武道

なる。 
成る
生る
鳴る
為る

生成の武

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