人間の外面

自分の根拠を肉体的身体におくと、
本来の力が発揮されないことが起こる。

肉体を中心に
肉体に力を込めて影響させようとしたり、
筋肉を絞って力を出そうとしたり、
エネルギーも体に貯めてから出そうとしたりすると意外に力が発揮されない。

体を中心に姿勢なり、軸を整えようとするとうまくいかない。

人間の内面とは、
見られている意識からうまれている、
自我が働いてる意識の位置。

人間の外面とは
見る意識の位置で
自他の一致した、見ている景色そのものと自分が溶け合っている俳句などで表現されているような
意識の位置。

人間の外面を主とする。

軸というか、エネルギーがすでにあって
それに身体か沿うように整える。

入り身の時
「切られるっ!」と自分の肉体を意識したら切られる
この時の意識の位置が人間の内面。
(見られている)肉体というものを意識した意識の方向。

人間の内面という
自我が働いている空間にではなく

人間の外面に重心を持つ。

この違いを認識すると、
人間の内面(自我のぐるぐる思考)から出ることも可能。

肉体的自分を中心に、
自我を中心に
何か(力、エネルギー、イメージ、思考)を使うというものではなく、

今そこにある
そのエネルギーそのもの、
ハタラキそのものとして表現する。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?