有が先手

先手をとることの大事。

相手が同じ動きをする
鏡像現象が起きている時というのは
(1+1)という状態なので、
同じ系になっていて勝ち負けのない状態ではありますが
先手をとるかどうかで、その後の状況が変わります。
一体であるので五分と五分ではあるのですが、
先手か後手かという違いがある。

だからといって
我を出しちゃうと、一緒じゃなくなる。

合気道家の多田宏先生は人の技を批判するなと指導しているそうです。

批判するというのは後手。

肯定が先手で、否定が後手。
「それってあり~♪」が先手で、「そんなのなし~💢💢💨」が後手。

多田先生は中村天風先生に影響を受けているので、
積極人生の実践者なのだろうと思います。

積極人生
これは人生を肯定しているということで、
先手ということなんだろうと思います。

世界を
無から始まったとするか、
有りてあるものとして始まったとするかで
世界観が変わります。

有とは精神、無は物質。

物質が先にあって、
そののち生物が生まれて、精神や意識が生まれたとすると、
たまたま偶然に生まれたということになり
自己の起源がわからない
何かによって造られた存在
つまりは後手
受動的存在
精神と物質は分離。

満ち満ちて精神があり、
そこから物質が生まれたとすると
自己は存在し続けているものであり、
創造した側であり、先手
能動的存在
精神即物質で表裏一体。

創造武とは
先手の立場をとる、肯定の武。和合の武。


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