パラレルワールド

最初に「すべてを含む人間」という胚珠があって、そこから動物や植物が切り離されて今の生態系ができた。by シュタイナー

このはなし、過去から未来という直線的時間感覚からすると信じられないですけれど。

過去から未来へだけ時間が流れているとするならば
過去の積み重ねとして、
人間が誕生したのは
偶然ということになる。

未来から過去へも時間が流れているならば、宇宙は初めから人間を作ろうとしていたともいえる。

ありえそうですね。

ネイティブアメリカンのなかにはアニマルメディスンという考えがあります。
精神の働きが
動物として現れている。
精神の働きが
その動物の種(しゅ)、習性や能力として現れているという捉え方。

で、人間個人のキャラクターには9つのアニマルメディスンが関係しているとも。

それぞれの動物は固有の世界観を持っており、人ひとりは9つ以上のそれらの世界観が合わさって個性を発揮している。

猫の網膜は緑や青を認識できるが、赤は認識できない。赤がない世界。
というように猫は猫という形式で認識している世界を持っている。
動物の種がそのまま世界観の具体的表現になっている。

人間の場合は
人間の形式の中に複合的に動物が現す世界観を持っている。

見た目は人なのだが、
人という狼であったり、
人という鳥であったり、
人というライオンであったりと。

とすると、
意見が合わなかったり、
行動の意味がわからなかったりというのは
当然のことなのかもしれませんね。

人間がすべてを含むものというのなら、
複合的に世界観を持つことが出来る。
種を越えて、世界観を行き来できる。

ありえそう。

それは、
価値観を統一するワンワールドとは違う
ワンワールド。
和合のイメージもそんなとこ~。

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