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Orange Juice ‘Falling and Laughing’を聴く。

Orange Juice ‘Falling and Laughing’
ネオアコ、ポストパンク、性急さとかって文脈で語られることが多いように感じるけど、このアレンジは緻密だ。
結果的に緻密なのか?
ツインギターというと、ツインリードの絡み合いとかカッティング+リードの棲み分けを意識しがちだけど、この曲はギター2本ともコード弾きメインなんだな。
イントロ、間奏で響くローコードのデカさ。
歌が始まると左手がしっかり制御するハイコードの高音カッティング。
理科で習ったように、弦の揺れてる部分が長い方が音はデカい。
ブレイク後の洒脱なフレーズも良い。

ベース、コピーしてみるとほぼ5〜9フレットの間でしか動いてないのに異常に立体感がある。
ドラムのバタバタ感が産むグルーヴ、ドリフトかますような。
そうそう、ボーカルのキーの低さもポストパンク要素のひとつかも。

そして、エドウィン・コリンズの才能はもう少し騒がれてもいい。

このライブ版は、またスタジオ音源とは雰囲気違うね。

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