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2020/09/18

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東京都庁舎・北展望台。

そこから見える景色は、大都会東京のそのままの姿である。生きとし生ける様々な生命体が構成するそのメガロポリスは、もはやそれ自体が1つの巨大な生き物であるかのよう。

遠方に見える建物や山を眺めては、どの地点だかを推測する。そしてその場に居る人々に、想いを馳せてみる。今この瞬間に、あの電波塔の展望台から僕を見ている誰かが居るかもしれない。僕もその電波塔へと視線を返している。お互いに認知していないけど、そこでは確かに目と目が合っていた。そんな事象すら、ここでは起こり得る。

今この都庁を見上げている誰かと、今この空を眺めている誰かと、今この展望台に居る誰かと、目が合い、視界の一部を共有する。それはさながらSNSのようでもあって、他者との関わりが薄れたと言われがちな現代の人々にも、結局は他者との相互的な干渉が介在するのだということを認識した。

いや、嘘である。こんな深いことは考えちゃあいない。しかし素晴らしい景色であった事、それには全くもって嘘を交えていないと断言しよう。この景色は、誰しも一度は見ておくべきものなのだと思わされる。

冒頭に貼った写真のように、景色そのものそれだけではなく、それを飾る額縁を含めて見つめてみてほしい。美しい。そう思う。

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昼飯は毎度お馴染みのガスト。ちなみにこの1週間だけでも3店舗目である(おかしい)。

飯を食ってから都庁を訪れるまで、しばらく友人の近況を聞く等していた。だけど思考の片隅に、ひたすら一つの考えが渦巻く。今日の僕はなんだかぼうっとしていたと思う。

昨晩見た夢のせいだろう。

別に特段長い夢とかでも無い。悪夢だったのでも、既視感があったのでも無い。だがその夢は、僕には少しばかり強烈だった。

クラスの比較的仲の良い女子に、ちょっと可愛らしいような色っぽいような仕草を超至近距離でされて、僕が狼狽えるだけの夢だ。

現実の彼女はとてもそういう事をする子では無いから、夢の中でも夢であると気付いた。でも彼女の一挙手一投足に僕は目を奪われ、また彼女も僕を見つめていた。

とてつもなく可愛かった。美しかった。

しかし間も無く起きてしまい、夢は覚めた。願わくはあの夢をもう一度見たいものだ。決して下心じみた欲望などではない。彼女の美しい姿を、目に焼き付けたいだけだ。アレを可愛いと思わない人間が仮に居るとすれば、僕はその人とは一生分かり合えそうにない。恋愛に限らず何にせよ、である。

最近はまた夢を見始めた。というより、見た夢を覚えている朝が増えた。さて、今晩はどんな夢が僕を襲うのか、はたまた。

以上。2020年9月18日、25時16分。

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