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2020/08/16

いやあのさぁ。noteくん調子悪すぎてガチで笑えん。書き出しの文、3回くらい書き直させられてる。毎回毎回データ飛ぶ(というか保存してくれない)んだけどなんとかならんの?

もうさ、書き出しの文の中身どんなだったか忘れたよ。嫌になって風呂に行ってる間に記憶がすっかり飛んでしまった。確か今日の外出の話をしてたんだけどね。

夕飯食いに行く為だけに家を出るのもアホくさいから、友達と会ってきたの。で、友達の買い物を見届けて、そのまま地元に帰ってぼっちで夕飯食った。なか卯のまぐろ丼ね。

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美味いんすわ、なか卯は。¥780。

大体どんな料理もそつなくこなしてくれるイメージをなか卯に持ってる。どれも平均以上のクオリティで出してくれるから、困った時にとりあえず行けば食いたいもんが食える。ちなみに恒常メニューで個人的にオススメなのは牛とじ丼。ここに更に生卵を足すと美味い。あと、17時以降だかの夕飯時だけ出てくるセットは丼+うどんっていう大満足の内容で、お値段も控えめなので学生は嬉しい。

いい加減、本題入るか。という事で本日は、フォロワーに鏡外で気になるキャラを問う鱈「深韴傷瑕」とのことだったので、傷瑕さんの設定について詳しく書いていく。

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彼女は鏡外[傷]6面ボスにして、傷鏡事件の首謀者。鴨草京から見て南東の方角にある深韴神宮勢力のトップだ。同名の神社に祀られている神であり、かつては御魂宮さきという神としての名前を持っていた。

主な部下として、神宮の巫女である櫛稲宮やえが居る。やえと傷瑕は同じ目的を持っており、ある時それを知ったやえが傷瑕に協力を申し出る形で、現在の主従関係となった。

主な攻撃は、剣による刺突である。神としての名前や、現在の名字の由来ともなっている布都御魂(別名・韴霊剣)という剣を主に使っている。だが彼女の本質は、彼女の中に取り込まれているもう1本の剣である天羽々斬(別名・布都斯魂剣)にある。なお、彼女のテーマ曲は「天羽々斬 ~Abandoned Sharpness」。

天羽々斬は、ヤマタノオロチ退治の際にスサノオノミコトが使っていた剣である。ヤマタノオロチの尾の中に天叢雲剣(別名・草薙剣)が眠っていた、とは有名な話だが、天羽々斬はそれに当たって刃が欠けてしまう。

スサノオはここで、それまで使っていた天羽々斬を石上布都魂神社へ(後に石上神宮へと移される)、新たに見つけた天叢雲剣をアマテラスに献上している。

史実でも、天羽々斬が置かれた石上神宮は一騒動起こしており、それが[傷]のストーリーの元となった。この騒動の発端となったのは桓武天皇の平安京遷都である。桓武天皇は平安京を守る為に、804年にはそれまで石上神宮にあった全ての神宝を葛野郡に移動している。だがそれから四季が一巡した頃、桓武天皇は病に倒れてしまう。最終的にこの病の原因は、石上神宮から移された布留御魂大神の祟りであるとされている。

史実の石上神宮には、主祭神の布都御魂大神の他にも、神宝の神霊である布留御魂大神、天羽々斬の神霊こと布都斯魂大神と、似たような名前の神が祀られている。鏡外の歴史では、これらが長い歴史の中で混同されていき、御魂宮さきという一柱の神になった。

傷鏡事件は、御魂宮さき改め深韴傷瑕が鴨草京の天皇である石凝宮なみを弱体化させるべく、なみの作った鏡外自体を破壊する為に起こった。史実で布留御魂大神が桓武天皇を祟ったのをモチーフとしたからこういう話になっている、というのはここだけの裏話。

それではテーマ曲のAbandoned(破棄された、見捨てられた)とは何なのか。実はやえと共通している目的はこちらの方である。

鏡外[虹]は八咫鏡に焦点を当てた作品であり、続く2作品も三種の神器に関係したストーリーとなっている。[傷]は三種の神器になれず、切っ先が欠けたままの状態で奉納された天羽々斬の、復讐の物語という訳だ。

切っ先が欠けたまま、という天羽々斬の特徴は、そのまま傷瑕の容姿にも表れている。彼女の両足は存在しておらず、傷瑕はそれをコンプレックスとしている。だからその事実を隠すべく、本来足を覆うロングスカートを、そのまま異界(恐らくは深韴神宮の境内)に繋げて誤魔化しているのだ。

余談だが、個人的に剣そのものの擬人化では(自らの分身とも言える剣を腕で振り回したり、ナイフを投げたりするタイプの擬人化も勿論好きだが)腕を柄、足を切っ先とする捉え方をかなり推している。剣をまるまる体と捉えると、斬撃は蹴り技になるのだ。かかと落としで物体を切断する剣の擬人化……良くない?なので傷瑕はそっちのタイプ。

閑話休題。さて剣とはいえ傷瑕は女子だから、自分の容姿に気を遣っているのは分かってくれるだろう。彼女にとって、足を失っているという事へのコンプレックスはあまりにも大きい。そしてその状態のまま放置した人物に対しての恨みも、かなり大きい。

そう、切っ先が欠けたまま修理もせずに奉納して終わりにした神。スサノオである。彼女が鏡外を破壊するのは、前述のなみに対する怒りも原因の一つだが、スサノオに対する恨みもかなりの割合を占めている。

そして櫛稲宮やえはその名の通り、隔世ではクシナダヒメと呼ばれる神であるが、これはスサノオの嫡妻だ。有名な歌「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣つくる その八重垣を」はスサノオがクシナダヒメを詠んだものである。そんなやえが傷瑕と手を組んだ理由はまた今度語ろうと思う。

こんな所だろうか!かなり長々と書いてしまったから、今回はここまでにしておく。いずれやえの話を書く時にもう少し語ってみる。

以上。2020年8月16日、24時ちょうど。

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