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答え探しの旅の、おはなし。


こんばんは。

週の折り返しが心なしか早く感じる今日この頃。ちゃんと生活したいと思っていても、なんだか難しいときってありますよね。心の乱れが、部屋にまで伝達してしまう感じ。今週の週末は心の整理と共に、お部屋の掃除なんかもして少しだけ朗らかな気持ちになりたいところです。



そんな今日は、答え探しの旅のおはなしをしたいと思います。


学生時代の夏休みの宿題の取り組み方でなんとなくその人の性格がわかると思っているのは私だけでしょうか。


私は決まって、前日に宿題を終わらせるような典型的な生徒でしたから、ドリルなどをやらせてもとにかく答え合わせが得意でした。全部答えが合っていると逆に先生に目をつけられてしまうからと、わざと間違えてみたりして。学生の頃に夏休みの宿題に価値を見出すのは難しいです。何事にも向き不向きがあるように、私は答えを見つけ出すことより、照らし合わせることの方が向いていたんだと思います。



よく、人生は答え探しの旅などと言いますが、私は答え合わせの旅の方がしっくりきています。


昔は、答え探しが苦手なくせして、無理やり答えを見つけようとしていた時期がありました。答えなんて、自分の中だけで解っていればいいのに、他人の答えやその集合体である社会の答えなんかに左右されて。


答え合わせの旅がしっくりきたのは本当にここ最近で。そう思えるようになったのは、一定の経験と映画や本、少しの哲学のおかげなのですが。



答え探しの旅と答え合わせの旅を私の言葉で噛み砕くと、前者は偶然性の要素が強く、後者は必然性の要素が強いなと感じています。

私の価値観ですが、必要な時に必要な人には出逢えるし、起きるべき時に起きる出来事は起きると思っていて。


答え探しをするために力が入ったまま生活するよりも、もっと肩の力を抜いて自然な時の流れに身を任せて良いんだと思うんです。

もちろん時には、歯を食いしばって答え探しをする時間も人間には必要だというところは大前提とした上で。



抗えないものって、目には見えなくとも存在するから。


無理に矛を持って戦わなくたっていいんです。盾が何かをもたらす場合も往々にしてあるので。


長い長い旅路になります。むしろこれからが、勝負みたいなところありますし。疲れたら、その度休んで。元気になったら、その度進んで。自然な時の流れの道指す方へ舵を切って。




それでは、また。


06/23/2021 (wed.)

chiho.




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