#003 料理は手っ取り早く自己肯定感を上げる手段の1つ
だと思っています。というか最近それに気づいた。
料理は得意か?と聞かれると得意かどうかというより好きです。というレベル。
この所、コロナの影響でWFH(work from home)とstay home もありますがもともとお家大好き族なので自分の食べるものは自分で作るが日常なのですが、実家に居た頃なんかは家族の誕生日や記念日にケーキを焼いたり、お友達のお家にお呼ばれした日にはせっせとキッシュなんか焼いて持っていったりしていました。
趣味は何ですか?と聞かれたら『お菓子作り』と答えます。はい。
趣味といいつつ、自分でレシピ開発したりなんてもちろんできないので、作る時はネットでで見つけたレシピで作るか、あとは本を見ながら作ります。
ただ実家を出てからはお菓子を作る機会はほとんどなくて、趣味のお菓子作りができなくてきぃぃぃ!ってなるかと思いきや全くそんな事がありません。毎日のごはんを自分で作るようになったそれが代替になっているようです。
難しければ難しいほど燃える
初めてお菓子作りに触れたのは小学生の頃だったと思います。
バレンタインに父に手作りチョコを作ったのが最初。手作りってほどものでもない、市販の板チョコを溶かしてハートの型に流し込んで固める。というなんの芸もない物ですがいかんせん小学校低学年がやることなのでそれだけでも楽しかったし、何より父が喜んでくれた事が嬉しくてそれ以来作れる時は毎年作るようになりました。
最初は母に手伝ってもらいながらでしたが、今度あれ作ってみよう、これ作ってみよう、みたいな感じで一人であれこれ挑戦していくうちに『楽しい』の気持ちとある高揚感を覚えるようになります。
材料を用意して、分量図って、まず頭の中でプロセスをシュミレーションして、その通りに進めて行くだけでガトーショコラができたりするので自分天才か…?の思考回路。(絶対そんな事はない)
できたものは文句なしに美味しいし、なによりお菓子作りに没頭している時は他の事は頭の中から消えるので、ある種の“ストレス解消”なのだと思います。
実際、仕事が忙しくてストレスフルな時期が今思い返すと一番お菓子を作る頻度が多かった。
回を重ねるごとに難易度も上がり、もう一通りお菓子で思いつくもの作ったなぁと思っていた時に、テレビでモンブランを作っているところを見て
『次はこれだ!』となり、モンブランに手をだします。
冷凍庫に栗がある。その栗でマロンペーストを作って、あとモンブラン用の絞り口買わなきゃ。といった感じで段取り立てていざ当日、まずは土台になる“マカロンから焼く”というややクレイジーなプロセスを踏んで出来上がったモンブランは美味しかったし、達成感すごかったのですが、さすがにちょっと自分メンタルやばいのではと思い、このあと溜まっていた有給を取りました。
あの時絶対に疲れていたんだと思う。
どこで自己肯定感が上がる?
『お菓子作りや料理はストレス発散』とずっと思っていたのですが、最近友人と話をしている中でどうやらそれだけはない事に気づきました。
『休みの日に自宅でガトーショコラ作った』
『鰹節からお出汁とって一番だしで味噌汁作った』
と、話したとします。話を聞いた人はきっと
『えー!すごい!』となるでしょう。お世辞だとしてもここでまず『承認欲求』が満たされます。アピールしすぎると嫌われるので要注意。
お菓子作りの場合だと、料理は日常だけどお菓子作りは非日常の方が多いと思うのでそこも自己肯定感の上がり具合に拍車がかかるんじゃないか説。
モンブランのためにマカロンを焼いた私の場合だと、作るのが楽しいは大前提であるとして『難易度の高いお菓子を作り上げる → こんな難しいの私作れるんだ → 私ってすごいかもしれない!』
の図が出来上がります。文字にするとイテテな感じですが、お菓子を作る事で『自己肯定感』が上がっていたんです。
人様のレシピを見てそのとおりに作るだけで自己肯定感爆上げ。
なんて簡単な奴なのでしょう。チョロいです。
みそ汁作るだけでも違うので自己肯定感の低さに悩む人はやってみてもいいと思います。
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