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商船三井ミュージアム

 商船三井さんのこちらのイベントへ遊びに行ってきました。
昨年10月にさんふらわあに乗船したのですが、そのとき置いてあったアンケート(答えた)はこのためだったのだな! とリリースを見た時からどのような感じになっているのだろうかと楽しみにしていました。

 イベントそのものは貸しスペースなのもあり、こじんまりとしていてさくっと廻れます。商船三井の、というよりは船で働く人と海運の展示紹介という印象を受けました。映像コーナーのタグボート船内ツアーがとても良くて個人的には満足なんですが、前知識ゼロで訪れた方だと厳しいのでは……と余計な心配をしてしまったり。欲を言えばグッズ販売に客船から持ってきたものだけでなく御社のノベルティも欲しかった! ONEのコンテナとか人気あるでしょう?(一応別会社ですけど)

 一旦お昼を挟んで午後から船見学です。やはり実物に触れて体感するのが一番ですからね。
普通に乗船する時は人道橋を渡って直接客室に入りますが、ランプウェイから入ります。車ごと入る機会はあれども徒歩はレア! だだっ広い車両甲板に立つだけでなんだか楽しくなってきます。


さんふらわあ ランプウェイ
さんふらわあ 車両甲板

 一旦最上階である8階まで昇ると、特別にプロジェクションマッピングも投影中。新造船が就航して以降2回乗船しているものの、毎回食べ過ぎでダウンしていたので初めて見ました。バイキングは周りに釣られてついたくさん盛り過ぎてしまうところがあり……。そんな反省点は置いておいて、客室の見学をします。高いお部屋からお手軽なお部屋の順ということで、まずは憧れのスイートです。一人旅ではお馴染みインサイドのお部屋でも動くホテルだなぁと感じていましたが、窓の有無は大きかったですね。バルコニーまで付いていて完全にホテルの一室です。羨ましい。和室に用意されているのが敷布団ではなく、マットレスなあたりに船らしさを垣間見ました。案内の方が部屋数が少ないこともあり、上のクラスから予約が埋まっていくと言われていて納得。続いて7階のウィズペット。こちらも縁がないお部屋なので、興味深く見学しました。ゲージルームも併設。ここからもドッグランに出られるみたいです。再び階段を下りて次はグループ和室へ。友人同士のみならず、小さいお子さん連れのご家族にも人気があるのだそうです。最後にプライベートベッド。別府航路では一番格安のお部屋です。新造船の計画段階では席数は減っても大部屋が残る案もあった様ですが、最近の流れに乗って消えたそうです。別の船で同じタイプのベッドを利用したことがありますが、音もあまり響かなくて想像よりずっと快適でよく寝られました。
 くれない・むらさきで一番多く褒められるのが女性用化粧室だそうでこちらも見学コースに。そして収容人数が増えたというお風呂まで。コースには入っていないのですが、たまたま通りがかりに給湯室があるのを発見しました。確かにカップ麺を売っているのだからどこかにはありますね。また、この船からゲームコーナーも消えています(言われてみれば……)

パブリックスペース
上から見る大階段
お休み中のインフォメーション

 最後に食堂を見学してコース終了でした。共有部は乗船時にも撮っているのですが昼間かつ人の居ない空間、という資料撮影にもってこいの条件でカメラを置いてきたことを少し悔いましたが……。
 下船後にもアンケートがあったのでいろいろと書きつつ、裏方で活躍するみなさま頑張れーと応援するの気持ちを込めて答えてきました。直接触れ合う機会こそ積極的に追いかけなければ少ないものの、間接的にお世話になっているので。輸入品のみならず国内のトラック輸送もですからね。一介の市民からも海運を知る人が増えるようにと願っています。