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沖縄行った、2月なのに ~2日目~


旅程2日日、日曜日。
ホテルでビュッフェ形式の朝食。
沖縄ならではのメニューも多かったけど、朝の気分で平凡なチョイスからスタートしてしまい、途中で軌道修正。

途中から中途半端に沖縄色を取り入れようと迷走した結果、タコライスにアーサ汁、モーニングプレートというブレたチョイスに落ち着いてしまった。
味もそれぞれ可もなく不可もなくという感じですが、朝イチから動く場合は早い時間から提供されるのはありがたいです。朝食後、早々にチェックアウトして2日目の行程に突入。

万座毛

超有名観光地であるところの万座毛。
しかし、有名になり過ぎて荒らされたせいか、3年ほど前から有料化されたようで、入場料100円が必要になります。
有料化に伴って駐車場も整備されたようで、全体的には歓迎すべき変化なのですが「入場前に書き割りの前で強制記念撮影が発生し、退場後にハガキサイズの写真手渡しと同時に、大きめのパネルに印刷済みの写真を売ろうとしてくる」という微妙な商売をしようとしていて、ちょっと切ない気持ちになりました。
パネルとかいらないので、資源保護のために高めの入場料を申し受けますと言ってくれたほうが気持ちよく払えるんだけどなー。
とはいえ、眺望は間違いなく絶景といって過言でないので、スポットとしてはいいところでした。

きれいな海が入るとどこでも絵になる

ちなみに、例の象の鼻の前ではセルフィー撮ってる観光客が大勢いましたが、撮り終わるまで待つとか考えてると永遠に終わらないので、お互い好きにやりましょうという感じでほどよく割り込んでいく図々しさが必要になります。

ブセナ海中公園

ブセナ海中公園は、のぞき窓越しに海中の様子が見られる海中展望塔と、底面がガラス張りになったグラス底ボートが楽しめるスポットです。
値段は2つセットで2100円とやや高めですが、両方やってるところはあまりないので、まとめて体験できるのはお得だと思います。

ブセナ海中公園のWebサイトに行くと、海中の透明度の記載があります。訪問当日は「少々にごりあり」という表記だったと思いますが、結構クリアに見えました。以下は海中展望塔からの写真です。
ただ、海中展望塔はけっこう勾配の急な階段を上り下りすることになるので、足腰に不安がある人は避けたほうがいいかもしれません。

簡易シュノーケリングみたいな見え方

グラス底ボートの場合は、少し岸を離れるので、固定で見る展望塔よりも見える範囲は広がりますが、基本的に角度は上からになるので、一長一短という感じです。

となりに座ったお姉様が、なぜかガラスの上から魚に餌をやろうとしたので、後半はずっと画面に餌が映り込んでいます。
まぁ、そのくらい透明度の高いガラスだったということで……。

道の駅許田

午後の予定に備えて、軽く昼食がてら道の駅で休憩です。
道の駅許田は、海沿いの道に面した道の駅で景色もよく、地域の物産が集まり、沖縄らしい軽食も取ることができるので、休憩に便利です。
また、各種観光地の割引チケットも販売しているため、訪問予定がはっきりしている場合は、こちらでチケットを購入するとお得です。
我々は、翌日の訪問を決めていた美ら海水族館のチケットを購入しました。

アテモヤ食べたくて沖縄きたところある

昼食に沖縄天ぷらを食べて、物産コーナーで買えたアテモヤをデザートにいただきました。
アテモヤは、釈迦頭とチェリモヤの掛け合わせ交雑品種で、森のアイスクリームとも呼ばれる南国フルーツです。シーズンが12~2月ということで、2月に沖縄に行くなら必ず食べようと思っていました。

食感はキウイフルーツのような感じで、スプーンで果肉がすくえるほど柔らかい中にジャリジャリとした感触があり、味はライチのような風味の上に砂糖をぶっかけたような衝撃的な甘みで、人工物じゃないの、というくらいの甘さでした。
皮付近も渋みはなく、なんなら皮のギリギリまで甘くて不安になるくらいでした。
本州ではあまりお目にかかることのない果物なので、ふらっと立ち寄った道の駅で食べられたのはラッキーでした。

ホエールウォッチング

沖縄の海では、12~4月の比較的寒い時期に、子育てのために南下してきたザトウクジラを見ることができます。
期間中のホエールウォッチングの遭遇率はほぼ100%ということで、ちょうど季節もよかったので予定に組み込みました。
Googleマップは、参加したツアーを主催している沖縄アイランドクルーさんです。

事前の注意事項で、クジラを追う際に急加速するため、酔い止めを飲んでおくこと、ボートの上は潮風で寒いため、防寒対策をとっておくことを指示されていましたが、気温は28℃程度あり、日差しもそれなりだったので、かなり暑かったです。
2月とはいえ、沖縄の日差しに3時間ほどさらされたため、むしろほどよく日焼けしました。2月に数日あいただけで妙に日焼けして出てくるやつ、年甲斐もなく遊び回ってきたようでなんか恥ずかしいですね。
酔い止めは一応飲んでいましたが、いうほど揺れなかったので、なくても大丈夫だったかもしれません。
こういうのはどこも安全側に倒してやや大げさにいうものですね。

我々が参加したのは、午後からのコースだったのですが、午前のコースでクジラの居場所にはすでにアタリがついていたようで、居場所に直行してからは、クジラが海面に顔を出すのをひたすら待ち続けます。

クジラは哺乳類ですので、呼吸のために数分おきに海面に姿を表します。
その間隔はおおむね6分の倍数になっているようで、最初にブロー(潮吹き)があって背中を出し、体を弛めて潜水するということを繰り返します。
潜水する際に、運が良ければ尻尾が見えるのと、稀にヒレを海上に差し出したり、頭を飛び出させたりする行動があるようです。

残念ながら、今回はジャンプのようなレアな行動は見られませんでしたが、想像していたよりも近くで様子を見ることができたことと、小さめのボートでスピード出してクジラを追いかけるのがなかなか楽しくていい経験になりました。

ちなみに、クジラそんなに近くで見えないかなと想像して双眼鏡を用意していたりしたんですが、使うことはありませんでした。
また、撮影用にGoProを用意しており、実際GoProでけっこうな時間クジラの様子を撮影したりもしたのですが、たまたまスマホを操作しているときに一番近い距離で遭遇したため、添付の動画はスマホ撮影のものになります。
こういうのは機材よりタイミングですね。

瀬底島

ホエールウォッチングは17時前に終了し、夕食まで時間があいたため、いったんコンドミニアムにチェックイン後、瀬底島を軽くドライブしてきました。
動画は、ホエールウォッチングのボートから撮った瀬底大橋です。下から撮るか上から撮るかってやつです。

とはいえ、ぐるっとまわった感じ、ビーチが美しいということ以外にはなにもない、本来の意味でのリゾート地という感じでした。
道も細く、何度か引き返しを余儀なくされる感じで、どちらかというと車でまわるより自転車などでまわるのが適切だったかもしれません。

いちおう、観光スポットとしては瀬底土帝君という土着の信仰に紐づいた史跡がありますが、駐車場もなく、本当にひっそりした祠なので、これはあれですね、ちるですちる。

たぶん土属性な瀬底土帝君

ドライブついでに、地元のスーパーで翌日の朝食やら細々と調達するなどしてからコンドミニアムへ帰還。
旅程も4日あれば、一度くらいは地元の生活に触れておくのも旅の経験になるかと。

アンパンマンアイスも箱入りだ

コスタベージャコンドミニアムリゾート

2日目の宿は、コンドミニアムタイプにしてみました。
友人と旅をする場合は、せっかくなので大部屋を取るようにしているのですが、ここのコンドミニアムはスイートの場合、寝室が2つに分かれていて、リビングも広くてたいへん快適でした。

コンドミニアムということで家電類も一通り揃っており、初日に着た服を洗濯したり、翌日の朝食は近所のスーパーで調達してきて軽く温めていただいたりと、いい感じに旅が快適になりました。
これでアイロンがあれば完璧なんだけどな……とは東北くんの弁。

広い!

風呂はジャグジーなんですが、このジャグジー、起動中はリビングにものすごい爆音が鳴り響く仕様で、ちょっと笑ってしまいました。
あとは、目の前のオーシャンビュー、道路沿いに電線が走ってなければ最高の高だったんですが、これはどうにもならないやつですね。
本記事のタイトル画像にもしているのがホテルからの眺望ですが、玉の瑕をあげつらいたくなるくらいには最高でした。

あとは、フロントが24時間ではないので、チェックインがやや早いというのが難と言えばそうですが、そのあたりを上手く調整できるのなら、家族、友人と旅行に行くときにはいい選択肢になりそうです。

沖縄創作居酒屋天の川食堂 ~てぃんがーら~

コンドミニアムから歩いて数分の店ですが、ホテルまでの送迎も無料でやっているようなので、近隣のホテルに宿をとっている場合も、安心して飲むことができます。

コショウダイ、やんばる地鶏の鳥刺し、テナガエビ

水槽に並んだ魚介をオーダーに応じて調理してくれるということで、コショウダイをからあげと刺し身にしてもらいました。
また、やんばる地鶏がイチオシのようで、なぜか鳥刺しを扱っていたので、恐る恐る食べてみました。多分人生初経験だったと思いますが、大変美味でした。
テナガエビのからあげは、水曜どうでしょうで見てから食べてみたかったのですが、長い手の部分がカリカリしててこれもおいしかったです。

19:30からは島唄ライブもあり、家族連れの方が楽しそうに踊っていました。

推しの子 視聴の会

自分、こういう旅行の際にはホテルでゆっくりする時に使う目的でfiretvを持っていくんですが、昼間の車中でYOASOBIのアイドルがかかったとかそういう理由だったと思うんですが、夜は未視聴の四国くんに推しの子を見せる会が開催されました。

けっこう引きの強いアニメなのでもう一話、もう一話と繰り返して、翌朝も朝食を食べた後、出発前の30分でさらに一話を消化。
その出発前に見たのが6話だったので、なんとなく3日目最初の車中はみんな無言でした。



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