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どんな人に組織マネジメントを任せたいですか?ネガポジ比較をしてみる。

自責なのか、他責なのか。
不平不満なのか、貢献意欲なのか。
できない理由を述べるのか、なんとかしたい意志なのか。
ネガティブなのか、ポジティブなのか。
矢印が自分に向いているか、他者に向いているか。

ケースバイケースだが、これらの掛け算によって全くもってマインドの在り方に違いが出てくる。

他責×不平不満×できない理由探し×ネガティブ×自分志向だと、なかなかに不幸の連鎖から免れないような気がする。ネガティブループスパイラルだ。

一方で、自責×貢献意欲×なんとかしたい意志×ポジティブ×他者志向だとどうだろうか。自分にできることを考えながらなんとか他者に対して貢献したいという前向きで建設的なイメージを持てる。ポジティブループに入る準備ができているようにも思う。

何かうまくいかない時って誰にだってあると思う。そんな時にどちらのスタンスをとれるか。リーダーシップは180度異なってくる。

実際には自責×不平不満×できない理由×ネガポジでもなく能天気×自分志向、のようなケースもよくありそう。いろんなタイプがいそうだ。

それはともかく。

先ほどのネガティブループスパイラルな人と、ポジティブループスパイラルな人だったら、どちらが組織のリーダーを務めると良いだろうか?組織のマネジメントを任せられるだろうか。圧倒的にポジティブループな人の方だろう。

どんな人にその役割を担ってもらうのか。どんな人を抜擢するのか。
経営者やCHRO、いや現場の部門長にいたるまで、何らかの人事権を持つ人は、しっかりとこのあたりを見極められたほうが良いだろう。

これもまた「心理的資本」の状況に目を向ければこそ認識しやすくなると私は思う。


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