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『脳卒中リハビリ闘病記 -自分のことは、自分が一番知っている?-「Reborn」-』⑬
リハビリは、車椅子から4又の杖で、杖をつくというよ前方に支えとなる杭を置く感じで、本当に不器用でした。
車椅子に乗ってて、他人が乗ってるのを見たときは、「簡単そう!」と思っていたが、これがなかなかである。
私の場合は右手が使えないために、まっすぐに行くことが本当に難しかった。
次の、4又の杖を使った時は、へっぴり腰で3歩先へ行くことが怖くて大変でした。
しかし、この杖は1週間ほどでクリアできた。
今度は普通の杖が大変でした。
歩く時も、右足がほとんど上がってなかったので、何かにつまづくといとも簡単に倒れてしまいました。
とにかく、急ぐことは厳禁でした。
今でも、足元が悪いときなどは足元ばかりを見て視線が真下にあり、体のバランスはとても悪いです。
しかし、散歩の時に道路が濡れてて、視線は前方にと意識している時に、少し苔のあるところで杖が滑って、倒れそうになる時が、今でも時々あります。
現在利用している杖は2代目ですが、病院で利用してた杖は、余りに力が入って利用をしたために取っ手の部分が度々取れてしまい、作業療法士のMくんの、丁寧な修理で助かりました。
ただ、歩くという簡単な行動も、倒れた日を境にアクロバットな戦いになったのです。
歩くという作業には、上体は関係ないと思っていたが、右手が振れないことは、歩くことに困難をきたすことが、理解できた。
本当に人間の体はすごいですね!
「自分のことは、自分が一番知っている。」
私の口癖だった。今考えると本当に恥ずかしい。
最も身近な、自分の体の何も知らず、何も理解しようとせず、もちろん、自分の体に感謝のかけらもなかった。
随分と遅くなったけど、これからは、身体へ「感謝」をしていきたいと思います。
最後まで読んでいただき感謝です!
今日も元気と笑顔で頑張りマス(^-^)/
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