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【2020年5月】小型船舶操縦士免許、更新講習受けてきた

2015年のゴールデンウィークに二級小型船舶操縦士の免許を取りましたが、免許の有効期限は5年なので今年が有効期限となっており、更新講習を受けないと免許の更新はできません。至って簡単な講習で更新ができたので、その様子をレポートしておきます。

更新講習に申し込む

小型船舶操縦免許の詳細については国土交通省のサイトを参照して欲しいのですが、本来は期限の5年が来る1年前から更新をすることができます。だいたい免許をとったスクールから案内がくるので、特に理由がない限り免許をとったスクールで更新講習を受けるのが楽だと思います。そのほかに、「登録更新講習・失効再交付講習実施機関」であればどこで受けても問題ありません。

もっとも私が行ったスクールはここにはないのですが・・・芝浦の「東京ハーバーボートライセンススクール」です。船のメーカー関連の方の紹介で取りましたが、アクセスも良く、丁寧に対応してくれて良いスクールです。ということで更新もここに申し込みました。

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更新講習を受けた後実は自分で運輸局に提出する方法と、海事代理士(だいたいスクールのこと)に申請手続を依頼する方法があり、前者だと手数料が安くなったりもするのですが、面倒なので後者にしました。このスクールは全部代理申請で前者は扱ってないみたいです。申し込みに当たって必要なものは以下にあたります。ちなみに紛失していても身分証明書と海技免状(操縦免許証)減失顛末書というものを出せば(フォーマットは講習機関にある)問題なく更新できます。

①講習機関の申込書 
②免許証のコピー 原本は、講習日に提出
③証明写真 ※パスポート用6か月以内 2枚(4.5×3.5cm)
④委任状(海技代理士に依頼する場合)

コロナウイルスで免許失効の危機!どうする?

ところが更新講習を本来なら5月5日までに受けなくてはいけないところ、もたもたしている間に昨今の緊急事態宣言などで受けられなくなってしまったのです!有効期限が過ぎた場合も「失効講習」で復活できますが講習が長く、少し高くなります。私の行ったスクールは更新9500円、失効16000円でした。(他の期間も代理申請だと多少前後ありますが更新8500円〜1万円、失効1万5000円〜1万8000円程度が多いです)

ですが、そこはさすがに国交省、ちゃんと理由書を出せば更新扱いにできる旨通達がでておりました。2020年2月17日以降に免許期限が来る人については、当面理由書さえ書けば大丈夫とのことです。

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講習再開したので行ってきた

緊急事態宣言は解除されないのですが、徐々に講習は復活し、まあ忘れてもな・・・ということで行ってきました。更新講習メニューはこんな感じです。1時間少々で終わりです。

①身体検査(15分)
②講義(35分)
③DVD視聴、質疑応答(25分)

身体検査といっても、ちゃんと歩けていれば操作OK、先生の話に返事ができれば聴力OK、視力は両目0.5以上または片目0.5で視野150度以上なので、車の運転と大体おなじくらいですかね。自動車免許の更新と同じく法改正の解説が中心で、大事なのは

・ライフジャケットは必須!乗客全員船室内以外は着用すること
・発航前の検査義務違反が行政処分の対象になる

という2点だと理解しました。しかし点検しても故障する時ってあって、それでも行政処分ってのはきついなあと・・・。

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DVDの内容は、ライフジャケットがいかに命を救うのに有効かという内容でした。シートベルトとかもよくありますよね。しかし小型船舶での死者数は年間30名くらいいるそうです。減少傾向とはいえ、責任を持って気を付けて乗らなくてはいけませんね。

失効の方はさらに1時間半程度追加の講習がありますが、更新の人はこれで終わり。代理申請してもらえるので、2週間後に書留で免許証が届くそうです。

ここ1年はあまり船に乗っていなかったのですが、講習受けてノリでライフジャケットも購入してしまったので、また乗らないとなーと思っています。







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