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【書評】貯金生活宣言 著者:横山光昭 出版:Discover

 貯金・節約が得意又は大好きという方いますか?その様な方には、本書は必要ないと思います。本書は、私の様に社会人になり生活費が膨れ、給与はほぼ使い切り貯蓄ができないという方向けの本です。この書評を読んでいただき、貯蓄するにはどうしたらよいか?などと少し関心が湧いたならば本書を手に取り、読んでいただけると幸いです。
 
【目次】
1 はじめに
2 貯蓄体質になるために印象に残った事項3点
 2-1 家計簿で「消費」、「浪費」及び「投資」を区分する。
 2-2 カットした支出は収入と同じ。
 2-3 クレジットを使わない。
3 実際にこれから取り組むこと
4 まとめ

1 はじめに
 この本には、お金を貯める体質を作るための「ポイント」と、著者が推奨する貯蓄体質になる「90日プログラム」を主体に書かれています。この90日プログラムで、どんな人もお金が貯まる体質になり、しっかりと貯蓄ができるという本です。
 自分も40代を過ぎ、家族を持ち、住宅ローンを抱え早めに住宅ローンを払い終える為にも、しっかりとお金について考え、しっかりと貯蓄体質になりたいと思い本書を読みました。

2 貯蓄体質になるために印象に残った事項3点
 1つ目、「家計簿で「消費」、「浪費」及び「投資」を区分する。」
 著者は、家計簿で「食費〇〇円」、「交際費◻︎◻︎円」等お金の流れを把握するだけでなく、生活のために必要な出費である「消費」、生活に必要のない出費である「浪費」及び将来への投資としての「投資」に区分してお金を把握することが重要と言っています。
 自分は、この考えを知った際に衝撃を受けました。これまでも、家計簿をつけたこともありましたが、この様な考えはありませんでした。そのため、家計簿も長続きせず今のようのな貯蓄できない現状となっています。また、自分が直近に使用したお金を先ほどの3区分に区分すると、そのほとんどが「浪費」であり、とても反省させられました。

 2つ目、「カットした支出は収入と同じ。」
  「節約した金額は、収入に等しい」と著者は考えており、これは自分にとって新鮮でした。これまでは、お金が足らなければ、稼ぎを多くする、それでも足らない時は節約を一時的にしていたが、その節約した金額が「収入」という考えは自分には全くありませんでした。言われてみれば、節約し浮いたお金ができれば、その浮いたお金は手元で自由に使えるお金が増えるという意味では、収入増加と同じ。むしろ税金が引かれない分実質は大きいかもしれません。そう考えると、その考えはとても新鮮でした。
 また、節約に関しては、本書でも多くの節約本に書かれているように、まずは固定費をカットすることが推奨されています。特に、固定費の削減は1度行えば、我慢も苦労もなく簡単に継続できるので、最も簡単な節約だと改めて思いました。
 
 3つ目、「クレジットを使わない。」
 これは自分にとっては、1番の課題となる問題でした。クレジットカードの場合は、支払いは翌々月になるので、自分に請求が来る頃には何の請求かがわからないことがよくありました。クレジットカードはお金を払ったという感覚が薄いために、気がついたら使いすぎということが多々起きていました。これは、いちばん見直したい自分の悪い習慣です。
  
3 実際にこれから取り組むこと
 1つ目、家計簿をつけ、「消費」、「浪費」及び「投資」を区分する。
  著者は家計簿を紙でつけることを勧めているが、自分は字を書くのが苦手な上、デジタルの方が多くの分析ツールもあるため、デジタル  
 アプリで実施します。
  また、重要な3区分は次のように区分してやっていきます。消費は、必要な食事、家事のための消耗品を、浪費は、酒、おやつなどの不 
 要な食事、衝動買いなど、最後に、投資は、漫画本・小説ではない本、株式投資、講習会・セミナー等への参加費を当てていきます。

 2つ目、固定費をカット
 まずは、携帯電話の料金プランの見直し。自分はいまだに、某有名キャリアを使用しているため通信費がやや高額になっています。そのため、格安SIMなども視野に入れ見直していいきたいともいます。この際、タブレットにシェアサービス及び自宅の光回線の3回線をどうキャリアで使用しているため、一つ一つのプランだけなく、総合的にどうなるかを考えて見直していきます。
 次に、サブスクの見直し。意外と使用しているのがサブスクです。自分も調べてみると、アマゾンプライム、Kindle unlimited、エヴァーノート、アドビースキャン、ポケモン、Notta等々色々契約していたのでこれを機に気に、サブスクを本当に必要なものかを見定めていきます。
 
 3つ目、クレジットカードを使わない。
 とはいっても、クレジットカードはいろいろなサービスに紐づけられているため、全く使わないのは無理です。そこで使用の際にいかにルールを設けてクレジットカードの使用を少なくするとともに、勤めて固定費化できるようにしていきます。
 ・ルール1:クレジットで払っていいものを決める
       クレジットカードで支払うもの:公共料金、ガソリン代、家族の使用したカード払いの出費
 ・ルール2:使う際は、その分を現金で別の袋に入れる
       上記以外は、使用の都度自分の財布から、支払い財布(封筒に入れる。)
 ・ルール3:Amazonの使用上限の設定と固定費化
       自分のクレジットで使用が最も多いいのは、Amazonです。そのため、Amazonを使いすぎないために使用できる金額を決めて、その金額をチャージするようにすることで、使いすぎを防止するともにこれまで変動していたクレジット払いを固定費化

します。今の時代Amazonを使用しないことは無理だと思うので、当面、この方法で使いすぎを防止します。
    
4 まとめ
  貯蓄体質になるためには、お金を流れを「消費」、「浪費」及び「投資」に区分してお金の使い道を把握するとともに、ここでは書けなかっ
 た貯蓄の目標を立てることが大切だと再認識したので、90日プログラムを実践、毎月の課題を行いながら体質改善を図ります。
  また、自分のモチベーション保持のためにも、毎月の状況を追加で皆さんに報告したいと思ってます。

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