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自然災害から尊い命と財産を守る為の一助となる為に

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これまでの日本における災害から、いかに人々の尊い命を護るかについて具体的に考え実施している内容を紹介していきます。口で言うのは簡単だけど、行動を起こさなければ意味がない。 大規…
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2020年9月の記事一覧

自然災害から尊い命を守る為の手段と実行

これまでの日本における災害から、いかに人々の尊い命を護るかについて具体的に考え実施している内容を紹介していきます。口で言うのは簡単だけど、行動を起こさなければ意味がない。 大気規模災害発生した際に、自衛隊が必ず助けに来てくれると言う考えは、持ってはならない。 自衛隊の本来の役割は、『国防』と思っています。 この日本という国を護るための組織です。災害対応が本業ではないのです。社会状況が刻々と変化する時、南海トラフ巨大地震等が発生した際は、規模が大きすぎます。自衛隊が総力を

G72災害支援プロジェクト発足より4年

4年前の今日9月27日 東京霞ヶ関 霞山会館にて記者発表 ■なんの裏付けもなく、カタチも出来ていない。そんな状況の中「もし、このまま、今自分が死んだらG72を世の中に出せないままで終わる。しかし、誰かに伝える事が出来れば、G72が必要であれば必ず賛同してくれる人に繋がる」と考え、想いと必ず実現するという自分を信じて、スタートアップ参画企業の方々と発表した4年前の今日 ■危機管理カンファレンスに参加した際に、自衛官OBの方との御縁を頂いた事で、一気に自衛隊の方々とのお付き合

日本赤十字社初『和歌山県支部』との協定調印式・・・あれから一年

防災関係の相互支援に関する協定調印を昨年締結。日赤全国初の取り組みとして、各メディアにご紹介頂きました。 あれから一年・・・災害の危機は確実に迫っています。それぞれが、意識を更に高める事が重要だと思っています。和歌山県は南海トラフ巨大地震では甚大な被害が発生する可能性が高い。だからこそ、常に意識を高く準備を整えていく事を重要視されています。 下記は、ニュースで紹介された内容です。 https://www.facebook.com/1026923017420886/vid

『G72災害支援プロジェクト』第一段階で実現し辿り着いたステージ(G72BOX全国備蓄に向けて・・・その2)

自治体避難所での受け入れ体制が進む中で、G72BOXが梱包され備蓄場所への配送は、陸上はヤマト運輸の協力により展開がスタート そして、空輸の場合は・・・・JAL日本航空株式会社との協定締結 離島等に届けるために、空輸可能となる事で短時間に届けることが可能となりました。 また、プロジェクト発足当初から、この事業にとって自衛隊の力は必須と考えている中、ご縁を頂き自衛官OBの方々をメンバーに迎え、国を護る事を基本として、G72災害支援プロジェクトの推進に協力頂く事となりました

『G72災害支援プロジェクト』第一段階で実現し辿り着いたステージ その1

本日、安倍内閣から菅内閣へと引き継がれる歴史の一日 そして、私達も目指すべきステージへの第一段階の締めくくりと、次のステージに向けて、組織体制を構築する時となりました。 2014年3月11日 東日本大震災発生 私にとって、大切な大切な仲間の生存を願い、情報取集に集中した日々 あれから、まもなく10年を迎えようとしています。 当時、3月26日災害後初めて被災地を訪れ、仲間との再会を果たした際に、普賢岳災害時の記憶が走馬灯のようによみがえったのと、20年経っても災害対応が

北海道胆振東部地震被災地へG72BOX届ける

2年前の9月8日(土)・・・・ 北海道胆振地震発生直後、G72顧問自衛官OB榊枝元陸将補と共に、G72災害対策本部を立ち上げ、厚真町・安平町へと向かいました。 まだまだ体制が出来ていないが、でも、なんとしても届けたくて航空機で G72BOXを持って被災地へ。 その時にき感じた様々な想い あれから2年経過したのかと・・・・その後の自然災害は、記憶に残るとおり まだまだ災害は続ききます。 そして、今年10月上旬  北海道某自治体から、お声掛け頂きました。 小学校の生徒と保護

台風シーズン避難訓練もお泊りで!!

昨年秋、東京都品川区の戸越小学校で開催されました。避難所となる小学校の体育館を活用し、災害発生し住民が避難所で一夜を過ごす。 PTA主催 その際にG72も日本パレットレンタル社が支援購入して頂いたG72BOXを戸越小学校に提供させて頂きました。 その時の様々な取組の様子を日テレが密着取材。その後 news every 16時30分~16時50分の間で放送されました。 写真は、G72BOXを開封し、セットされているレトルト食品を加熱袋で温める方法を説明しています。この後、

被災後72時間の生活守る・・・長野県天龍村

台風10号では、多くの人達が事前避難をされました。自治体指定避難所が満員になり入れなく、何箇所も回った方々も・・・ 合わせてホテルが避難される方々で満室。三蜜を避けるために安心して一夜を過ごせる場所として、宿泊施設を選択されたのはとても良い流れだと思います。 幸い、人的被害は少なかったようですが、それでも尊い命を落とされた方もいらっしゃいました。また、多くの建物被害も発生していますが、まずは命を護ることが最優先。マスコミ報道で、巨大台風・甚大な被害が発生する可能性がある。

巨大台風10号で現実となった『分散避難』  宿泊施設を避難所に!!

今、九州地方に巨大台風10号が接近中。想像できない程の勢力により、大きなき被害が発生する可能性が大きい。今日9月6日(日)から明日9月7日(月)にかけて、九州地方は最大級の警戒を!! どうか、最小限の被害である事を願う。 今は、命を護ることが最優先である。新型コロナ環境の中で三蜜を避けるには、避難所だけでは対応できない為、新型コロナ影響で大変な状況にある宿泊施設を避難所として活用する事。 今回の、台風接近により多くの方々がホテルを避難所として予約し、どこも満室状態である。

津波・建物倒壊・台風豪雨等の自然災害から行方不明者を激減させる為の実証実験に向けて

2020年9月3日『G72ZUKIN』として災害対応ライフジャケットにGPS機能を付ける事で、津波・建物倒壊・台風豪雨等による行方不明者を逸早く救出する事を目的としてシステム発明し、実証実験開始する事を発表しました。 東日本大震災発生から、間もなく10年。今も2,529名の方が行方不明となりご家族のもとに戻られないままの状況。死者15,899名その内90.4%の方々の死因が溺死(2020.3.1現在 ) その行方不明となっている人が大切な人であったら・・・と考える。また、