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ポケカのオンラインでのルールとジャッジの難しさ

朝5時台に外を走り、良い感じに思考を整理し、良い感じに筋肉を刺激し、そのままおいしく朝ご飯を食べたら夕方まで寝てしまいました。

今週の個人的なニュースはこちらです。

ちょうど前日に「ふらだりや」というイベントがあり、オヤジたちとオンオフのイベントについて話し合っていたのですが、
まさかその週にジムバトルが再開すると思っていた人は誰もいませんでした。っていうかもう今日なんですね。早すぎ。

以前の記事で「(株)ポケは急ぐ理由がないので急がない」と予想したのですが、まさかデュエマより遊戯王よりも早い再開になるとは全然予想外でした。

7月にしかけるスタートデッキと一緒に、休んでいるほかのTCGをぶっちぎりたいみたいな意図があるんでしょうか。
僕はめちゃくちゃ予想を外したけど、そこにおけるリスクとかは公式が考えることなので、オフが戻ってくるなら戻ってくるに越したことはないよね!ひとまず喜びます。やったー!

そんなわけで、もう過去の遺産になると思っていたオフのジャッジもわりとすぐに再開するかもしれませんが、
一方で最近はオンラインでのジャッジについて考えています。

#オールフレンズポケカ ではたぶんオンライン市場最大規模のジャッジが集まり、6/27、28日の開催にむけて、戦道主催のライキーさんの知見をお借りしつつハウスルールの制定やアクションの精査を行っています。

しばらくここに時間をかけて考えていたのですが、オンラインポケカのジャッジを考えたときに、オフラインに比べて難しい点が大きく3点あると思っています。

①オンラインゆえのトラブルへの対処

例えば、画角によってジャッジから見えない領域が生まれてしまうため、そこには絶対に干渉できない点。画面の配置とか手札の置き方とか相手のターンの挙動とかその辺をどこまでルールで規制して、どこまでを選手にゆだねるか、みたいな点。
ここは「大会の趣旨」と「ジャッジのリソース」とも切れない問題になってくるので、その辺の運用も考えつつ決めています。

あとは、めちゃくちゃあると思っているのが対戦時のラグによるトラブルで、ここも大会の進行状況やタイムスケジュールを鑑みてルール作りをしなくてはいけません。

②プレイエラーに対する新たなジャッジ処理

プレイエラーに対するジャッジ処理は、盤面をできるだけ修復し、偏ったバランスをペナルティで是正するということが基本になっています。

なんですが、選手のカードに直接触れるわけではないので、今までジャッジが盤面修復していた個所を、どうやって盤面に触れずに修復するか、みたいな内部のルール決めも進めています。

③選手とのコミュニケーションの取り方

見過ごしがちだけど、ここが難しく、かつ重要になると思うんですよね。

いろいろ大型大会とかシティリーグを経験する中で、ジャッジの行動って、「どういう裁定を出すか」も大事だけど「どういうコミュニケーション」を取るかってことの重要さを感じます。

例えば、大型大会でジャッジコールに呼ばれていくと、やっぱり両者がちがちに緊張しているし、たかぶっているし焦っている状態なんですよね。

なので、正常なプレイに戻すためには盤面の修復もそうだけど、選手の精神状態もできるだけ修復してあげて、再度対戦だけに集中させてあげることも、ジャッジの役目だと認識しています。

僕がまだ経験が浅かった時に、上位のジャッジほど、話し方や表情や所作などといった、裁定外のコミュニケーションが上手だなーと感じ、真似するようにしました。

そのへんがオンラインでは難しくて、画面の向こうで選手がどういった状態でジャッジを呼んだのかわかりづらく、裁定を出した後も、納得してくれたのか、よくわかんないけど納得したふりをしたのか、焦って全然話聞いていないのかということがわかりづらいので、とても難しいと思っています。

そこをケアするために、話し方とか言葉の選び方をなるべく丁寧にしていく必要があるなと思っています。


まとめ

そんな感じで一か月以上も先のイベントですが、200名の参加者のことをなるべく想像しながらルール決めをしてますよーという話でした。

酒ねこさんの方針で、この辺で蓄積できた知識や経験は、イベント後になるべく公開して、他のオンラインイベントも少しでもみんなが楽しめるイベントにしたいと思っています。

冒頭書いたように、先が読めない状況なので、もしかしたらしばらくあとの世界では完全にオフラインが戻ってきて、200人規模の運営ノウハウを流用できる機会はないかもしれませんし、めちゃくちゃあるかもしれませんが、
何かしら誰かの役に立てられればいいなと思ってスタッフのみんなが頑張っています。


オフラインは戻ってくるといってもたぶんまだ公式にもお店にも課題はあるし、そういった意味では7月のスタートデッキでスタートした人にはオンラインのほうが優しい場所になる可能性もあるなと思っています。

いずれにしろ、オンラインもオフラインもしっかり長所を活かして残っていくと、すごくいい世界になるのかなと思います。

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そんな感じで、オールフレンズポケカの参加申請はまだまだ受付中です。
もうすぐ200人に到達しますが、何名かはキャンセルがあると思いますのでキャンセル待ちでの申請もお待ちしています!!

また、今日の記事を読んで「当日だけでいいならちょっと協力してみたいな」と思ったジャッジの方(稼働経験のある方)はこっそり(どっさり)連絡ください!あとちょっと助けてほしいです。


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