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プロジェクト学習の作り方~その➀~

お久しぶりです。

私は、今、森の小学校「とさ自由学校」の”大人”として、日々子どもたちと学び、遊んでいます。

あいにく、新型コロナウイルスの影響で学校は休校となり、先の見えない中、今できること、再開した時に子どもたちとどんな学びをすることができるか考えながら生きています。

とさ自由学校は、自然体験学習を中心とした小学校で、中でも、「グループラーニング(GL)」と呼ばれる、「プロジェクト学習」の時間をとても大切に考えています。開校して1年経ちましたが、毎学期、毎日、常に試行錯誤の毎日です。


軽井沢風越学園の副理事長でもある、岩瀬直樹さんのブログ「いわせんの仕事部屋」で、「Most Likely To Succeed」の舞台でもある、アメリカのチャータースクール「High Tech High」について書かれていました。

(High Tech Highについては、こちらのブログもわかりやすいです。
https://kotaenonai.org/blog/satolog/3336/

紹介されていたブログページでは、High Tech HighのHPリンクと同時に、公開されている「プロジェクトの作り方(英語)」のPDFページのリンクもありました。「これは、読むしかない!」と勢いでダウンロードして、読み進めることにしました。

プロジェクト学習の意味

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そもそも、プロジェクト学習の意味って何でしょうか。
新学習指導要領にも書かれている通り、「主体的・対話的で、深い学び」がこれからの教育では必須と言われています。

そんな学びを実現する一つの手段として、これらの学習は注目されているかと。思いつくままに、私が思うプロジェクト学習の意味とはこんな感じかな。

・私たちの社会や生活つながりある「問い」や「ゴール」に向かい、体験学習のサイクル(計画・実施・検証)をくりかえすことで
・教科の枠をこえた(教科横断的な)実践的な学びを
・個人の内面、他者との相互作用によって獲得していくこと
かなと。

そこで、子どもたちに育まれることとは、
・自分たちから進んで動く、学ぶ力
・自分・自分たちで決める力
・他者との対話し、違いを認め尊重し合えること

・協力する場面では、協力できる力
・「まずやってみる」力(挑戦する)
・自分の身に起こったことから学ぶ力、行動をふりかえる力
・グループ・組織、タスクをマネジメントする力
etc

そんな学習活動で実際に行われることは、
・話し合い(計画、ふりかえり、ルールつくり)
・実際にモノをつくる、つくりなおす
・記録をつける
・準備・調達する、片付ける
・インプットする(必要な知識・技能を聞いたり、見たり、習得する)
・活動をまとめる(紙、映像、冊子作成、本作成、劇にする、スライド作成など)
・発表する(プレゼンテーション、劇、実技披露、ポスター、作品、ワークショップ実施)
かな。

まだまだいろんなことあると思うんだけど、たぶんこんな感じ。

プロジェクトの進め方の教科書をまとめていく!

では、まとめていきます。タイトル・目次はこんな感じ。 

Work that matters the teacher's guide to project-based learning
section 1: introduction
 section 2: inspiration
 section 3: foundations
 section 4: execution
 section 5: integration
 section 6: Conclusion
Appendix 1: Learning more and meeting People
Appendix 2: Project Documents and Protocols

次回からsection1からちょっとずつ、まとめて、僕の学びの定着として活用していきます。

ぜひ、このnoteをきっかけに、対話的なやりとりが生まれ、この学びの「1」が「10」に、「100」になることを期待!

(「書いて伝える」作業はやはり重要だな。頭の中でぐるぐるしていたことが整理できる。)




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