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085\\\ しずまれ~! 空気よ~*

今いる、その場を、集中力のある、良い「場」に変えることが出来ます。


これも「呼吸」です。


といっても、自分の身体に「呼吸」をさせることではなくて、その場の空気にさせる「呼吸」です。


なんとなく、散漫で、気が散るような空気が漂っている場って、ありますね。空気は、陰陽で見れば「陽」の側のものです。


落ち着かづに、地面の上でヨソヨソと、行き場が決まらない空気は、その場にいる人間たちにまで、不安定な気分をさせるものです。


そんな気分にさせられてしまうのは、その場の空気に問題があるのかもしれませんし、空気ではなく、地面の方に問題があるのかもしれません。


落ち着かない「陽」の空気と、そんな空気に無関心の「陰」の地面とが、どちらも素っ気ない雰囲気を出してしまっているのでしょう。


そんな街や、家屋や、場や、建物は、まま、よくあるものです。こういう状態のことを、「その場の陰陽が交流していない」という表現をいたします。


こういう状態を、わかりやすく家庭の中のことで例えれば、「そこに住む陰陽(つまり夫婦のこと)が素っ気なく交流していない」という表現になるでしょうか。


落ち着かない空気と、落ち着かない旦那様。もう、どうでもよくなっている地面と気にも留めない奥方様。


陰陽の交流が止まれば、出したくなくても「邪気がいっぱい」となります。それは場であっても家庭であっても同じ原理です。


「呼吸」を使えて、「呼吸」をつくれる人ならば、自分の身体だけにだけおこなう呼吸でなくて、その場の空気「呼吸」をさせてあげることが出来るはずです。


まわりの空気に意識を向けて、「呼吸するんだよ」と想いを向けます。だんだん、空気が「呼吸」をし始めて、膨張してきたら、それを地面にしずまらせるようにと、と意識を向けます。


地面は、こんな時、されるがままになっていますから、膨張した空気を地面の中に、鎮めて、沈めて、埋め込んでやります。


陽は、陰の中に、深く地中に重なって、入ってゆきます。


こんなことは、空気が勝手にやることはなく、地面がさせてくれるわけでもなく、その場にいる、呼吸を使い、呼吸をつくる人によって、両者は交われるようになります。


たったこれだけです。


その場は、確実に、良い場に変わるものです。


祈りともいいますし、鎮めともいいます。


「呼吸」のつくり方。

・~ 薔 薇 の 呼 吸 ~・

この『薔薇の呼吸』をいちばん素晴らしい「呼吸」といたします。
薔薇を宇宙と見立てた「呼吸」なのです。

しらのゆきひと///呼吸のデザイナー

アメブロにも書いてます

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