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ロシアの「影の軍隊」が軍事クーデター!?ワグネル創業者、武装蜂起を宣言

またまたロシアで問題が勃発しました。

今度は軍事クーデターということで、身内が反乱を起こしたようです。

いったいロシアでは何が起こっているのでしょうか。

ロシアで軍事クーデター!?

ロシアから驚きのニュースが飛び込んできました。

23日、ロシアで「影の軍隊」と呼ばれている、民間軍事会社ワグネルの創設者、エフゲニー・プリゴジン氏がSNSに動画を投稿しました。

「軍幹部の悪事を止める。抵抗する者は即、壊滅させる」
「これは軍事クーデターじゃない、正義の行進だ」

と、ロシアへの武装蜂起を宣言したのです。

画像引用:プリゴジン氏Telegram

彼はまた、ウクライナ侵攻について、「ロシア国防省がプーチン大統領をだまして始めた」と、明らかにロシア政府と対立する発言をしています。

さらに、彼は「ロシア国防省がワグネルの陣地を攻撃し、我々の戦闘員が大勢死んだ」と主張しています。

そんな彼の言葉に対して、ロシア国防省はすかさず反論。

「ワグネル攻撃なんてしてない。それは挑発だ」と否定の声明を出しました。

更に、プーチン大統領も「プリゴジン氏については全て把握している。必要な対応はしている」と、国内外の報道に対してコメントしています。

ロシアの影の軍隊ワグネル

ワグネルはロシアの影の軍隊として、ロシア正規軍が手を出せない中東やアフリカで活動。

ウクライナ侵攻でも、人命軽視の攻撃で成果を上げていました。

そんなワグネルの創設者がこの状況で武装蜂起を宣言とは驚きです。

そして、24日未明、プリゴジン氏が再びSNSに投稿。

「我が軍は進軍している。邪魔する者は、全て倒す」

と語り、その行動力を見せつけました。

ロシア南部の都市ロストフには既にワグネルの軍隊が入っているとのこと。

果たしてこの事態はどう収束するのでしょうか。


長引くウクライナとの戦いの中、ロシア国内ではいろいろと揺れ動いているのでしょう。

来年にはロシア大統領選挙があります。

こういった事態がプーチンの足元を揺るがすことになるのか、はたまたうまく収束させてプーチンの信頼を強くするのか。

目が離せないですね。

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