近付きがたい人になりたくて13【反省会】

宣伝会議賞、ダメだったコピーをここで晒します。

とどろきひかるです。宣伝会議賞、残念ながら一本も引っかからず・・・だったので、大人しく今年も頑張ります。せっかくなので、この場を持ってダメだったコピーを晒していこうと思います!

【Tokyo Good Manners Project】

◎オリエンのまとめ

・明日から思いやりある行動をする人が増え、何かの“なんとかしなきゃ”が解決する一歩となるキャッチフレーズ

・すべての人がターゲット※自分の行動が思いやりのあるマナーだと気づいていない人にグッドマナーだと気付かせることも目的の一つ

・共感者を増やして広がり、習慣になっていくような取り組みを続けていきたいと考えております。

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ということで、身の回りの様々な「すれ違い」に焦点を当てていきながら、コピーを見た人に「あ」っと気がついてもらえるようなものを目指して考えていきました。ベースになっているのは全て私自身のこれまでの気づきがベースになっています。

【憶測一つがなくなるだけで、どれだけの人が笑顔になるんだろう。】

作品意図
ふと、思ったことなんです。悪ふざけだった・・とかそこまでじゃなかった・・・とか、真剣に受け止めすぎだ・・・・とか、言った方にとっては軽くても言われた方にとってはきついものってかなりあるんです。相手が怒ってから、あるいは取り返しがつかない状態になってから「なかった」ことにしようとしたり、「善意の忠告」だったと誤魔化したり・・・。そういうものがなくなるだけでよっぽど明るくなるのに、減らないから。疑問系で提起したかったんです。

【義務感のある仲良しって、ギコチナイ。】

作品意図
「仲良し」って一見グッドマナーじゃないですか?というか、良いものって絶対的な前提があると思うんです。わたしも「仲良し」自体は悪い物じゃないと思います。ただ・・・いや、よくみるんですけど・・・なんかいい雰囲気じゃない「仲良し」ってあるなぁと最近思うんです苦笑
だったら好きなように生きた方がいい気がするなぁと思うし、別な生き方に寛容な方が精神衛生上芳しい社会になりそうですよね笑

【言った、言わないよりも、まずは、カクニン。】

作品意図
いや、言ったつもりになってて伝わってない、言ってないことってあると思うんです。でも、責任押し付けあったってしょうがないじゃないですか。伝わってなかったことを笑い飛ばしつつ、協力できるように、「まずは確認」を広げたいなぁと思って。

【言わなくてもわかることは、大体わかってない。】

作品意図
「言わなくてもわかる」なんて教える人がいっちゃあ右も左も分からないよちよち歩きの新人にはツラいんです。上司の皆さん。

【一瞬、一瞬でいいから・・・1列になってほしいなぁ。】

作品意図
狭い歩道で歩行者が3列で歩いていると・・・悲しいかな自転車は通れないんですよね。
そのイメージが浮かんだので、そのとき、自転車に乗っている人が思っているだろうことをコピーにしてみました。

【青信号なのに・・・渡れない。】

作品意図
右折、左折の車が続いて歩行者が渡れないことありませんか?逆もあると思うんです。なので、それぞれの視点から描いたビジュアルを悲哀を込めて掲出するのはどうかと思って。

【あの人に、今の自分を見せられるだろうか。】

作品意図
「誰かによく思われたい」って感情はどんな人の心にもあるのかもしれないと思ったんです。それがどんな人なのかは定義できなくても「あの人」と表記することで、見た人それぞれの「あの人」を想像してもらって、人の目を意識した行動を訴えることができればいいと思いました。

【天才は、オタクだ。】

作品意図
いや、「天才」って呼ぶ人はいいのかもしれないんですけど、呼ばれる方って複雑な気分になるんですよ。実際はただ好きなだけでのめり込んでる人とか、努力を積み重ねてその状態になった人だっているのに・・・ウサギとカメの話に例えられて、「努力してない」って暗に言われたり・・・。それって、実力の差があるが故の距離感が理由だと思っているので、「オタク」って表現することでそういう嫌なものが無くなったらいいなと思って。

【顔の一部の代わりに、気持ちを贈ろう。】

作品意図
愛と勇気だけが友達さ♪で有名な彼のように誰かを想う日本人て、いいなと思って。

【受け取らなくたって、いいんだよ。】

作品意図
思いやりは、受け取っても受け取らなくてもいいものだと思うから。

【思いやりで、ズキュンする。】

作品意図
いや、思いやりを何かを狙って行う人もいるかもしれないと思ったんです。何を撃ち抜くつもりでいるかはわからないけれど、ものすごくドヤ顔で思いやりを発揮するワンシーンが描かれているビジュアルに、心の声が書かれていたらそれはそれで面白いと思って。

【今日も、1日、イイこと、ひとつ。モア・ハートフル・TOKYO】

作品意図
写真カットに、誰かを想う詩を挿入します。(文字は手書き風)
電車で席を譲る、ゴミを拾う、音漏れに気付いてボリュームを下げる、歩きスマホを止めるそうなるまでの1人のひとの物語です。季節を感じながら、子供の頃の懐かしい気持ちに浸りながら、全てがその語り手の心の中、思考だけで完結するものです。特別に何かがあって、周りのことを気にしていなくてバッドマナーだった人が、グッドマナーを意識する瞬間を描いてみたり、サラリーマン独特の悩みから、思春期の恋の悩みなど、横展開の仕方が色々広がる気がしたので。

【せっちゃんのお節介ものがたり】

作品意図
4コマ漫画か、ショートムービー形式で、グッドマナーをちょっと面白可笑しく、(笑い8:感動2)描いた物語を展開するのはどうかと考えました。流れてるとなんかみちゃうような場所、交通広告の動画枠やYOUTUBEなどを中心に発信して「知育用のコンテンツ」として展開するのはどうかな・・・と。

【お節介総選挙2021】

作品意図
お節介って基本的に嫌なニュアンスなんですけど・・・相手にGIVEするときは怖くても踏み出すことが大事だったりすると思うんです。その後押しをできればと思ってこのコピ ーを考えました。みんなが誰かのためにやった「お節介」をシェアしたら楽しいのかな、そういうお祭りというかイベントにしたら面白いのではないかと思って。(もちろん、相手が嫌がったら謝罪をしてさっと引きます。その引き際の良さが相手を不快にさせないポイントだと思うので。)

【さぁ、颯爽とお節介をしよう。】

作品意図
お節介って基本的に嫌なニュアンスなんですけど・・・相手にGIVEするときは怖くても踏み出すことが大事だったりすると思うんです。その後押しをできればと思ってこのコピーにしました。もちろん、相手が嫌がったら謝罪をしてさっと引きます。その引き際の良さが相手を不快にさせないポイントだと思うので。

【人を求めなくてはいけない社会よりも

 求めるかどうか選べる社会の方がきっと明るい。】

作品意図
いや、人を求めるかどうかって選びたいです。

【想いやりに、きゅんする。】

作品意図
おもいやり、グッドマナーのあるワンシーンを少女漫画で表現したら面白いのではないか・・・というのが思いついてしまって。おじいちゃん、おばあちゃんが胸キュンしてたら・・・可愛いなと。

【悪役というレッテルを、誰かに貼らなきゃいけない正義なんか、いらない。】

作品意図
正直にいうと、私が「悪役」レッテル貼られて、あれこれ噂を流されて迷惑をかけられたことがあるんです。普通に過ごしていただけにもかかわらず、ある人たちにとって「都合良くない」という理由だけで噂を流されて、その噂が「脚色」だからこそ矛盾だらけですぐにボロが出るだけなのに、「私が揚げ足を取る」と言い換えたり、揚げ足を取ることが「攻撃」だと言われたりで大変です。でもそもそも「その人自身」が自分の行いの中で自信を持っていれば、私という「悪役」を立てないといけないようなエゴの押し付けをしなければ、私は普通に過ごせていたはずだから。誰かの普通の生活を奪わない視点として提示したかったんです。

【食べて、笑って、それでいい、君と。】

作品意図
他にやりたいことがたくさんあって忙しい人のはずなのに、貴重な空いた時間の一部を割いてくれて、ただそばにいて「当たり前の時間」を共にしてくれる。それだけで、十分すぎるくらい幸せなんですよね。

【ダマされたと思って、半歩詰めてみてください。半歩です、半歩。】

作品意図
「・ー・」こんな顔のキャラクターがそう言っているものが至る所に掲出されたら・・・なかなかシュールなのではないかと思いました。でも、実際半歩は馬鹿にできないんですよね。10人が「半歩」を意識するだけで、結構な人が乗れるわけですから。

【ハグしてくれるだけ、でいいの。】

作品意図
働いてた時にきついことがあって沈んでた時、当時交際していた人が、何も言わないでただハグしてくれたんですよね。「よーしよーし」とか言ってきたので頭突きしたんですけどなんだかんだ元気出たな・・・と思って。

【「頑張るな」という鼓舞がある。】

作品意図
中学3年の時に、テストのスコアが上がって親の志望する公立高校へ進路を変更することになって、同時にそれまで本気で志望していた公立高校への道が断たれた時に、「望んでない高校のために血反吐を吐く努力をする」奇妙な状態が続いた時期があったんです。それでも友達の前では笑顔でいなくてはいけないとか、暗い顔ではいたくないとか色々なものが重なっていた時に、担任の先生から言われた一言がこれでした。「やる」って選択しかないなら、笑うしかないじゃないですかって悪態ついたけど、その一言があったから踏みとどまったなぁってのを思い出して。

【「ついでにやっといたから」という神パスがある。】

作品意図
忙しくて目が回る職場で、私が見つけた師匠の口癖が「ついでにやっといたから」だったんです。私もそれを真似して、師匠に報告する時に「ついでにここまでやってみました」って言って返したりして。そんな日常を思い出したので。

【Good Manners HACH Competition】

作品意図
グッドマナーハックコンペティションっていう「公募」を作るのはどうかと考えました。宣伝会議賞とは全く別のところで、真似したくなるような「グッドマナー」に関するエピソードなどを募集したりするんです。最終的にはそこで集まってきたエピソードを「子供向けの絵本」として出版。子供たちにわかりやすく、面白おかしくグッドマナーを紹介する・・・なんて流れができたら楽しそうだな・・・と思って。

【全てが返ってくるわけじゃなくても、

 誰かを助けられる自分でいたいと思うのです。】

作品意図
思いやるって行動は、「GIVE」の精神だと思うんです。うっかり間違えたら、相手を怒らせるし、迷惑かけるかたちになってしまったりもする。けれど、相手のためになるかもしれないと思って行動する自分がいる。全てが返ってくるわけじゃないけど、それでもそう行動する自分でいたいもの。それが「思いやり」ではないかと提起したいです。

【噂の人って、話してみると噂の人じゃない。】

作品意図
噂通りの人って、ぶっちゃけあんまりいいないですよねってことが言えればいいと思いました。話のネタにされるだけで。

【何に困ってるか、聞くだけでいい。】

作品意図
働いていた頃に、お客様からのアドバイスを元にして、来館されたお客様とも積極的に話すように心がけていたら1フロア全てを埋める宴会付きの予約を取ることができて。そのアドバイスの内容が「何に困ってるか、聞き出せたもん勝ち」だったんです。思いやりとつながるか、は難しいかもしれないんですけど、「何に困ってるか聞く」と言うのはすごく大事なことだと思っているので。それをコピーに。

【誰かを想う行動を、パクろう。】

作品意図
学ぶ、真似ぶ、とあるように、ポジティブなパクリは広がって欲しいから。
このようなコピーにしました。

【聞き上手な人だって、話したい。】

作品意図
聞き上手な人にも、語りたいことってあるんじゃないかと(かもしれないと)思ったんです。

【一番話し足りてないのは、聞き上手な人かもしれない。】

作品意図
高校の友達の様子を思い出して。


【聞いてばかりだから語れないと、猫への熱烈な愛を語る人がいる。】

作品意図
実体験です。高校の友達に「THE聞き上手」な子がいて。体育の時間の1時間マラソンの時に、喋りながら一緒に走ってその子の話を聞いてたんですよ。そしたら、普段聞かないテンションで「ペットの猫が可愛すぎて仕方がない」という熱々な愛を聞くに至ったことがあって。それをベースに。

【ちょっとの思いやりが重なるだけで、乗り切れるピンチがある。】

作品意図
働いていた職場は、戦場でした。少ない人員で多い時は200名近くなる宿泊客のチェックイン、チェックアウト業務をこなしながら他の業務を回したり、他部署の支援に行ったりで・・・。それだけ忙しい現場だと「ちょっとこれもやっておくか」って意識が重なるだけで軽いピンチは乗り切れちゃうんです。魔法みたいなんですけど。それをコピーにしてみました。

【「太った?」よりも「柔らかくなった?」と言って欲しい。】

作品意図
いや、「太った」って気にする人は気にするかな・・・と。「丸い」「ふくよか」とかも匂わせない方がきっとベターなんでしょうね・・・。

【「70まで現役の時代が来るんだから若いよ。」と医者が85歳の祖父に言った。】

作品意図
友人から聞いた話です。病院の常連になりつつあるおじいちゃんにお医者さんがそう言ったんだそうです。素敵な励まし方だな・・・と思って。

【「思いやり」で本当に喜んでいるか、気にしてしまう癖がある。】

作品意図
すみません、100本のうちの一つに、どうしてもこの視点を提示したかったんです。私は子供の頃から「あなたのため」と言いながらもたらされる、たくさんの人の「わがまま」を叶えてきました。たとえ、ほとんどがエゴでしかないと分かっていても。「あなたのため」はよく聞きます。「思いやり」で、美しいもので、感謝するべきものだと。それって、本当に「思いやり」なんでしょうか?私はその人達の「思いやり」に応えて、応えてと過ごしているうちに、感情がなくなったような感覚に囚われたことがあります。「この場面では笑うのが正しいから笑う」と考えてから、笑ってることに気がついたんです。私の弱さなのかもしれないけど、「あなたのため」の押し付けはやっぱり「思いやりじゃない」と思うから一度提起したかったんです。

【才能があると言われていた人は、誰よりも仕事オタクだった。】

作品意図
これは高校の時の実体験です。「才能がある」と周囲に言われている人たちっていろいろなタイプの人がいると思います。でも、なんで周囲より飛び抜けるかって言ったら、なんだかんだその人たちって、想像できない次元で「ひたすら何かをしていた人」だったりすることが多くて(笑)つまり、オタクなんですよ。信じられないくらい。狂気すら感じる人もいますし、エネルギー源は「好奇心だけ」みたいなひともいる。飛び抜けるから誤解されがちだけどそう言うクレイジーな人が集まった集団って最高なんですよね。

【次のステップを見せてお願いするだけで、熱心な後輩が増えた。】

作品意図
これも働く時によく聞いていた話です。他部署で、後輩がやる気ない、部下がやる気ないって話を聞くことが多くて。アドバイスを求められたことがあって。その時に、「”次にお願いする仕事がAだから、とりあえずBをお願い”と言うような伝え方はどうでしょう?」と提案したら、うまくいったみたいで。その時の言葉を拝借しました。

【「お年寄り扱いしないでちょうだい。」にひやっとした。】

作品意図
実体験です。地元で電車に乗った時、席を譲ろうとしたら、お年寄り扱いしないで頂戴!と怒られてしまったことがあるんです。「相手のため」だと思ったことであっても、必ずしも相手のためになるわけではないことを示すのかな・・・と。考えてみると、確かに心が若い方は多いもの。配慮が浅かったな・・・と内省したわけですが・・・。水をさす形になってしまうのですが、こう言う事例も伝えた方が良いかな・・・と。

【プロの職場に、年齢も性別も関係ない。】

作品意図
日本だからなのか・・・と一瞬思ったのですが、年齢と性別って妙な固定観念ばかり生んでしまっているような気がしたんです。いっそ区別するのやめたらどうかな(それは過剰かもしれない)とか飛ばしてみて・・・。職場に関係ないってよりは「プロの職場」って言った方が聞く人も聞きやすくなるのかな・・・とか思って、この形に。


【「変人」という噂の彼の思考は、誰よりも深かった。】

作品意図
実体験です。職場に「変人扱い」の窓際の人がいたんですよね。でも、実際話しかけてみると勉強熱心で選書のセンスもよくて。尊敬できる師匠でした。でも、その職場には大きすぎる才能だったんです。ゴタゴタに巻き込まれる形で彼が去ってしまった職場は見事にてんてこ舞いで。
他の企業でも、そういうことってあると思ったんですよね。噂が先走りしてしまうようなパターンです。それがなくなる可能性を増やしたくて、このコピーを書きました。

【お婆さんに席を譲ったお兄さんを見て、男の子が真似をした。】

作品意図
「思いやり」は人それぞれですが、行動は目に見えるから真似をされて伝わっていくと思ったんです。そのまま伝えたかった。下手なシーンになってしまったのが・・・悩みどころですが。

【一瞬だけと言って時間をもらった。1時間、話してしまった。】

作品意図
実体験です。この作戦で時間を確保しました笑
時間割いてもらいたい時にありがちなトラブルのひとつに「いつ誘っても忙しいしか言わない」ってのがあると思って。けど、「忙しい」ってつまり他に優先したいことがあるって意味なんですよ。つまり、「時間を割いて欲しい理由や緊急性が伝わっていない場合」が多かったりして。そんな人に文句言ったって始まらないことを伝えたかったんです。文句言う前に、相手に時間を割いてもらうための作戦練った方が賢明じゃないですか?笑というかそういう人が増えた方が、社会全体のストレス値が下がる気がしました。


【ありがとうって伝え続けた。ありがとうって返ってくることが増えた。】

作品意図
実体験です。高卒で働き出した時に、「進学校卒」って言うレッテルで苦しんだ時期があって。で、同じ部署だけじゃなくていろんな部署の人にありがとうって言い続けたんです。そうしたら全員ではなかったけど、「ありがとう」が返ってくることが増えて。その時の体験をそのまま書きました。

【読むのが大変な字を書く彼は、誰よりも頭の回転が早かった。】

作品意図
本屋を歩いている時に、美文字のワークノートのコーナーに立ち寄ったんです。やっぱり、昔から「字が綺麗な人は美しい心根である」と言うような認識はあって。でも、最近いろんな人を見るのですが字が汚いからって心が汚いわけではないと思うんです。でも、「字が綺麗な人は心が綺麗」だからこそ、相対的によくないイメージがある気がして。それを払拭したくて、このコピーを書きました。
字が汚いとも書かず、頭がいいでもない。カドが立たない書き方を意識してみました。

【ありがとうっと聞こえて、無口な上司が照れ屋だと分かった。】

作品意図
個人の経験談です。働いていた時に感じたんですが何気ないやりとりで「ありがとう」って言われるとやっぱりそれだけで気持ちが良いものなんですよね。で、かつそれが聞こえて、なんとなくその人の人柄が見えてくる・・・みたいな。そういう日常が増えたら社会が明るくなりそうだな、と。

【杖をついた人に席を譲った、ところをあの子が見ていた、と知った(照)】

作品意図
点を打ってみると、時系列で流れるような感覚がして、不自然ですが、この形にしてみました。知ったあとの展開は、いいものであることを想像してもらいたくて(照)を入れてみました。そんなうまい展開は現実ではあまりないですがこうやって「与えたものが返ってくる」身近にありえそうな理想の物語を描いたら良いのではないかと思ったんです。それでこの形に。

【傘の先っぽは、じみぃにイタぁいんです。】

作品意図
実体験なんですけど、傘の先が当たって、切り傷ができたことがあるんですよね。いやぁ、地味に痛いんです。痛いんですよ。でも多分当てた方は「何かにぶつかった」感覚しかしない。痛みのじわじわ感を平仮名で表現してみると「ふっ」と力が抜けるゆるさがあるから、ちょうど良いのかな・・・と。江戸時代の浮世絵と絡めて欲しいです、

【100年後の教科書に「歩きスマホ」って載るのかな。】

作品意図
ふと、100年後教科書の教科書に今の時代を代表するキーワードとして、どんな単語が抜粋されるのだろうかとおもったんです。話題というか、一つの概念になりつつあるものでってなると歩きスマホってのりそうだな(主観)と。それでこの一言が浮かびました。

【カバンを前に持つだけ、なんです。】

作品意図
電車とかはよくありますが、やはりカバンを前に持つだけって意外と馬鹿にできない「思いやり」だと思うんです。うっかりぶつかっちゃうとかなり痛い。だから、後ろの鞄を、くるっと前にするだけの動作が「思いやり」だと改めて言いたかった。

【知らない人をさらっと思いやるフツメンにきゅんとする女性がいるものです。】

作品意図
男性を対象として、「意図した思いやり」ではなく、さりげなく、当たり前のように「思いやる」行動が見える男性に、女性が魅力を感じることを伝えたらどうかと考えてみました。すみません。

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反省点

受賞作を見てみないと明確な点はわからないのですが・・・「マナーを意識してもらおう」の前段階?枝葉の話が多すぎる気がしているんですよね。あまりにも個人的な話も多かったりする。

「みんなでーーーしましょう」って言われてもピンとこないから、具体的な話をもってイメージを持ってもらいたいってのが理由だったんですが・・・これから2次、3次の発表を待って、SKATで確認です。

【あなたのためは、あなたのためですか?】


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