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通勤訓練①

ここ数ヶ月、リワークには朝礼の時間から通えていたけれど、私の会社の始業時間とは1.5時間のギャップがあり、複数の支援員さんから「そろそろ時間を早くできませんか?」と言われていて、その度になかなかできない自分にモヤモヤしていた。

「用事や理由がないとなかなか早くいけないんです。自分との約束が守れないんですよね。はは」と言うと「自分との約束こそ守らなきゃですよ!」も相手は元気づけようとしてくれたけれど、さらにできない自分は落ち込むばかりだった。

そんなことが続き、転職も書類で落ち続け、一度復職した方が転職もしやすいのかもしれない、や、経済的にも休職を続けるのは厳しいことを目の当たりにし、転職活動を続けながらも、復職に向けて動かなきゃいけないなと思っていた。

会社は「働く意欲が出たら、主治医に復職許可の相談」というけれど、やる気元気、毎日会社に行くのが楽しいレベルは一生やってこないだろうと思っていて、でも、意欲が出るのを待っていたら一生働けない気すらしていた。笑

支援員さんに「働いている人全員がやる気100%な訳ないですよね」とこぼしたら「ですね。私だってそうですよ。60%くらいで十分なのでは。」と言った。

そして朝の通所時間を早くできないことにモヤモヤしながら数ヶ月が過ぎた。

私は今、ヨガに通っているのだけど、リワークに通ってから、ヨガの回数が減った。それは仕方ないとわかっているけれど、モヤモヤしていた。

リワーク通いも長くなり、プログラムによっては、二巡目、三巡目になるものもあり、プログラムに参加せず自習をしていることも多かったから、お金にならない時間を過ごすことに時間を無駄にしているようでモヤモヤしていた。

そんな中、通勤訓練のモチベーションにするため、何かご褒美をセットにしたいと思っていたけれど、朝カフェも、会社近くのランチもお金がかかってしまうから、具体策が見えずモヤモヤしていた。

もうモヤモヤだらけだった。笑

そこで閃いたのが、ヨガ。朝、通勤訓練をして、職場の最寄り駅まで行き、職場近くで過ごしたことにしてヨガに行こうと閃いた。通勤訓練は負荷がかかるから、ヨガくらいのご褒美をあげても良いと思った。笑

ヨガは時間が決まっていて、開始時間までに入らないとレッスンが受けられないので、逆算して時間を決められる。ある程度の制限があった方が、動きやすい。

ヨガは私にとって「快」の感情を得られるものだから、早起きとラッシュ時の電車に乗るという「苦痛」があっても、ヨガのためなら乗り越えられるかもしれないと気がついた。

結果、いつもより睡眠時間は短かったけれど、ヨガという人参のおかげで朝も起きられて、目標時間より早く家を出ることができた。

そして今朝、最初の通勤訓練は成功し、ヨガ前にコーヒーを飲む余裕も作れた。(写真は今飲んでるコーヒー)

私にとっては「(日常的に電車には乗っていたけれど)2年ぶりに朝会社に向かうルートの電車に乗り、会社の最寄り駅まで行けた。時間もリワークに行くより早く家を出られた」という事実にひとまずほっとしている。

何か目標を達成するのに、どんな人参をぶら下げるかというのは、なかなか難しいものだ。

リワークさぼってヨガに行くのはズルかもしれないけど笑、今回は結果が大切。ご褒美にドトールのコーヒー飲んだけど250円でランチより安く済んだし、リワークでもヨガのプログラムがあるから、自習時間ってことでOKにした。

最初の一歩を踏み出せたので、これを習慣化して行くのが次の段階かな。

では、ご褒美のヨガ行ってきます!

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