三浦春馬くんの最新曲が聞こえてきて泣きそうになった話。

今日の作業中。
ストリーミングサービスで適当に音楽を流していたら、三浦春馬くんの最新曲「Night Diver」が聞こえてきて、手が止まった。
そして思わず泣きそうになって、そのまま、手を止めたまま最後まで聞いた。

私は春馬くんのめちゃくちゃファンってわけではなかったけど、好きだった。
こっちまで笑顔になれる、素敵な笑顔。
スマートで素晴らしい演技。
追っかけするほどファンってわけじゃないけど、あの人好きって人は結構多かったんじゃないかな。

そんな春馬くんの突然の死。
亡くなった日のあの喪失感は、今まで芸能人が亡くなって感じた物とは大きく異なった。

同年代の、ずっと大活躍している彼が、もうこの世にいないという事実は、なんだか受け入れがたく、とても淋しく、とても悲しい。

そのニュースを受け取ったのは、スーパーで買い物中で、なんで死んじゃったんだろうと考えながら、とりあえずメモしてきたものだけを買って、運転中もこのことばかり考えていた。

その日の夜、友人に連絡をとった。
2人して、信じられないし、悲しいねって話をして、悲しみを共有できて、少し気持ちが楽になったのを覚えている。

なぜ彼は自ら命を終えることを選んだのか。

それはきっと本人にしかわからない。
だからその理由を外野が詮索したりしてはいけないと思う。

彼にしかわからないし、詮索するべきではないが、その疑問を持ち続けるべきだと私は思う。

死にたくなるほどの悩みがあったのかもしれないし、
世の中に失望したのかもしれない。
誰かから誹謗中傷されたのかもしれないし、深く深く傷つく出来事があったのかもしれない。
ずっと悩み疲れていたのかもしれないし、疲れすぎての突発的なものだったのかもしれない。

何に悩み傷つき苦しんだのかはわからないけど、その“かもしれない”を私が考えることは、自分の周りにいる大切な人をを気にかけ、より大切にすることに繋がる気がする。
優しくなれることに繋がる気がする。

彼の新たな演技を、彼の新たな挑戦を、彼の素敵な歌声を、歳を重ねていく彼の姿を、見ることはもうできないけど、私は彼のことを忘れない。

彼の真っ直ぐな歌声を聞きながら、泣きそうになりながら、そんなことを考えた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?