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クリエイターのためのアイデア集

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クリエイターのためのテクニック&ヒント大全集!!!
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#セリフ

「相手が絶対にノーと答える質問」や「トンチンカンな質問」を投げかけることで、からかったり冷やかしたりする ~映画「バッドボーイズ」の場合

◆概要【「相手が絶対にノーと答える質問」や「トンチンカンな質問」を投げかけることで、からかったり冷やかしたりする】は「魅力的なセリフ、会話」を作るためのアイデア。 ◆事例研究◇事例:映画「バッドボーイズ」 ▶1 本作の主人公は、マーカス(中年男性)。 彼はマイアミ市警のベテラン刑事である。 いろいろあってある日、 ・Step1:マーカスがイライラしていた時のことだ。 ・Step2:同僚のルイス刑事が傍を通りかかった。 ・Step3:彼はマーカスがイラついて

比喩を使って、メインメッセージの「説得力」や「本当っぽさ」を高める ~アニメ「終末トレインどこへいく?」の場合

◆概要【比喩を使って、メインメッセージの「説得力」や「本当っぽさ」を高める】は「魅力的なセリフ、会話」を作るためのアイデア。 ◆事例研究◇事例:アニメ「終末トレインどこへいく?」(第6話) ▶1 本作の舞台は、ゆえあって人類の文明が崩壊しかけている世界。 主人公たちはそんな世界を旅している。主要キャラの1人・玲実(女子高生)もその一員だ。 いろいろあってある日、 ・Step1:玲実たちは、静留(仲間の1人)とはぐれてしまった。 ・Step2:皆で静留を探す。

相手の言葉を下敷きにして、嫌みったらしく非難したり皮肉ったりする ~映画「バッドボーイズ」の場合

◆概要【相手の言葉を下敷きにして、嫌みったらしく非難したり皮肉ったりする】は「魅力的なセリフ、会話」を作るためのアイデア。 ◆事例研究◇事例:映画「バッドボーイズ」 ▶1 本作の主人公は、マーカスとマイク(中年男性)。 2人はマイアミ市警のベテラン刑事コンビである。 ある日、 ・Step1:2人が車で移動していた時のことだ。 ・Step2:その車はマイクのものであり、ハンドルを握るのもマイクである。 やがて、 ・Step3:助手席のマーカスがハンバーガー

「極端に劣ったもの」や「下品なもの」など、比較対象として持ち出した時点で失礼にあたるものと比較することで、嫌みったらしく非難したり皮肉ったりする ~映画「フォードvsフェラーリ」の場合

◆概要【「極端に劣ったもの」や「下品なもの」など、比較対象として持ち出した時点で失礼にあたるものと比較することで、嫌みったらしく非難したり皮肉ったりする】は「魅力的なセリフ、会話」を作るためのアイデア。 ◆事例研究◇事例:映画「フォードvsフェラーリ」 ▶1 本作の主要キャラの1人・リー(40歳頃の男性)。 彼は、アメリカの自動車メーカー「フォード」の幹部である。 フォードといえば超巨大メーカーだが、 ・Step1:しかし最近は深刻な販売不振に陥っていた。一体

相手の言葉を下敷きにして、軽口を叩いたり笑いを誘ったりする ~映画「Mr.ノーバディ」の場合

◆概要【相手の言葉を下敷きにして、軽口を叩いたり笑いを誘ったりする】は「魅力的なセリフ、会話」を作るためのアイデア。 ◆事例研究◇事例:映画「Mr.ノーバディ」 ▶1 本作の主要キャラの1人・デイビッド(80歳頃の男性)。 彼は、FBIの捜査官だった。 しかしそれはもう昔のこと。いまは、とある老人ホームで平穏な毎日をすごしている。 いろいろあってある日、 ・Step1:ハッチ(デイビッドの息子)がロシア系マフィアとトラブルになった時のことだ。 ・Step2

相手が口にした「名言・格言」にいちゃもんをつけることで、反論したり皮肉ったりする ~映画「レディ・バード」の場合

◆概要【相手が口にした「名言・格言」にいちゃもんをつけることで、反論したり皮肉ったりする】は「魅力的なセリフ、会話」を作るためのアイデア。 ◆事例研究◇事例:映画「レディ・バード」 ▶1 本作の主人公は、レディ・バード(女子高生)。 本名は「クリスティン」だが、彼女は自らをレディ・バードと称し、家族や友人にもそう呼んでほしいと頼んでいる。 ある日、 ・Step1:同級生のジェナと話していた時のことだ。 ・Step2:レディ・バードが言った「私、サクラメントを

相手の言葉を下敷きにして、決めゼリフを作ったり大団円感を醸し出したりする(離れたところにある言葉を下敷きにするver.) ~ドラマ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」の場合

◆概要【相手の言葉を下敷きにして、決めゼリフを作ったり大団円感を醸し出したりする(離れたところにある言葉を下敷きにするver.)】は「魅力的なセリフ、会話」を作るためのアイデア。 ◆事例研究◇事例:ドラマ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」(第3話) ▶1 本作の主要キャラの1人・クローデット(60歳頃の女性)。 彼女はハイチ出身だがアメリカで罪を犯し、いまはアメリカの女子刑務所に収監されている。 なお、彼女は①殺人犯であり、しかも②この刑務所の古株であり、さら

「極端に劣ったもの」や「下品なもの」など、比較対象として持ち出した時点で失礼にあたるものと比較することで、からかったり冷やかしたりする ~ドラマ「After Life/アフター・ライフ」の場合

◆概要【「極端に劣ったもの」や「下品なもの」など、比較対象として持ち出した時点で失礼にあたるものと比較することで、からかったり冷やかしたりする】は「魅力的なセリフ、会話」を作るためのアイデア。 ◆事例研究◇事例:ドラマ「After Life/アフター・ライフ」(シーズン2の第2話) ▶1 本作の主人公は、トニー(中年男性)。 彼には友人がいる。ダフネ(若い女性)だ。 ダフネは娼婦だが、トニーとダフネの間に性交渉はなく、2人はあくまでも友人として付き合っていた。

格好いいこと・しゃれたことを言った人を、からかったり皮肉ったりする(「そんな格好でよく言うよ」というふうに発言者の見た目や立場をネタにするver.) ~映画「コップ・アウト 〜刑事した奴ら〜」の場合

◆概要【格好いいこと・しゃれたことを言った人を、からかったり皮肉ったりする(「そんな格好でよく言うよ」というふうに発言者の見た目や立場をネタにするver.)】は「魅力的なセリフ、会話」を作るためのアイデア。 ◆事例研究◇事例:映画「コップ・アウト 〜刑事した奴ら〜」 ▶1 本作の主人公は、ジミーとポール(中年男性)。 2人はニューヨーク市警のベテラン刑事コンビである。正義感が強く、仕事に情熱を持っている。だがそれゆえにしょっちゅう暴走!上司や同僚に迷惑をかけること

驚いたり呆れたりした人に向かって、「○○にようこそ」と言う ~ドラマ「After Life/アフター・ライフ」の場合

◆概要【驚いたり呆れたりした人に向かって、「○○にようこそ」と言う】は「魅力的なセリフ、会話」を作るためのアイデア。 ◆事例研究◇事例:ドラマ「After Life/アフター・ライフ」(第5話) ▶1 本作の主人公はトニー(中年男性)。 彼は愛する妻をがんで亡くし、そのショックから立ち上がれないでいた。いまやすっかり荒んだ生活を送っている。 いつものように ・Step1:精神科医のカウンセリングを受けるトニー。 ・Step2:彼は、何もかもにイライラする、つ

相手が口にした「名言・格言」にいちゃもんをつけることで、反論したり皮肉ったりする ~映画「セブン・サイコパス」の場合

◆概要【相手が口にした「名言・格言」にいちゃもんをつけることで、反論したり皮肉ったりする】は「魅力的なセリフ、会話」を作るためのアイデア。 ◆事例研究◇事例:映画「セブン・サイコパス」 ▶1 本作の主要キャラの1人・ビリー(40代頃の男性)。 彼は、サイコパスである。かなり過激な思想の持ち主だ。また、他人の気持ちがよくわからないらしく、突飛な言動で周りを驚かせることが少なくない。 いろいろあってある日、 ・Step1:ビリーが、友人ハンスとドライブしていた時の

メインメッセージの前に「メインメッセージに反する言葉」を置くことで、メインメッセージを強調する ~映画「スターリンの葬送狂騒曲」の場合

◆概要【メインメッセージの前に「メインメッセージに反する言葉」を置くことで、メインメッセージを強調する】は「魅力的なセリフ、会話」を作るためのアイデア。 ◆事例研究◇事例:映画「スターリンの葬送狂騒曲」 ▶1 本作の主要キャラの1人・ジューコフ(50代頃の男性)。 彼は、ソ連軍の最高司令官である。 いかにも軍人といった感じの精悍な顔つきに、屈強な肉体を持っている。 1953年、 ・Step1:最高権力者スターリンが死亡。 ・Step2:幹部たちが集まり、葬

「極端に劣ったもの」や「下品なもの」など、比較対象として持ち出した時点で失礼にあたるものと比較することで、強く叱ったり批判したりする ~映画「帰ってきたヒトラー」の場合

◆概要【「極端に劣ったもの」や「下品なもの」など、比較対象として持ち出した時点で失礼にあたるものと比較することで、強く叱ったり批判したりする】は「魅力的なセリフ、会話」を作るためのアイデア。 ◆事例研究◇事例:映画「帰ってきたヒトラー」 ▶1 本作の主人公は、ヒトラー。 かのナチスドイツの総統である。 理由は一切不明だが―― ・Step1:敗戦寸前の1945年から、2014年にタイムスリップしてきたヒトラー。 ・Step2:彼は現在のドイツ社会に戸惑い、ショ

比喩を使って、メインメッセージの「説得力」や「本当っぽさ」を高める ~映画「ノッティングヒルの恋人」の場合

◆概要【比喩を使って、メインメッセージの「説得力」や「本当っぽさ」を高める】は「魅力的なセリフ、会話」を作るためのアイデア。 ◆事例研究◇事例:映画「ノッティングヒルの恋人」 ▶1 本作の主人公は、ウィリアム(男性30代)。 彼は、小さな書店を経営するごく普通の青年――というか、パッとしない青年である。 いろいろあってある日 ・Step1:ハリウッドの大人気女優・アナと知り合ったウィリアム。 ・Step2:2人は惹かれ合い、やがて一夜をともにするに至る。