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100年先まで暮らしを共にする家具にしたいーー「どこでもドア型本棚」のすべて。

*どこでもドア型本棚のお申し込み受け付けは2021年2月10日をもって終了いたしました。たくさんのお申し込み、ありがとうございました。

 こんにちは、ドラえもんルームです。
 てんとう虫コミックス『ドラえもん』豪華愛蔵版 全45巻セット「100年ドラえもん」が、購入された皆さまのお手元に届く日が近づいてまいりました。12月1日、いよいよ発売です。

 本日は「100年ドラえもん」のご購入者さまだけが予約購入できる、「どこでもドア型本棚」の最新情報をお届けします。*配送先は日本国内限定となります。

 コミックス45冊を15冊ずつ、3段に分けて収納できる「100年ドラえもん」の専用本棚は、発表直後からたいへん大きな反響を呼びました。「まじで欲しすぎる」「かわいい〜〜」「ずっと買おうか悩んでいましたが、どこでもドア型本棚が決め手になりました」といった様々なありがたい声とともに、「別巻も入るようにして欲しい」「正確なサイズは?」「お値段は?」など、ご質問・ご要望も多数いただいています。

 今回は、そんな皆さんの疑問にお答えするため、100年先まで残る本を収納するための本棚「どこでもドア型本棚」のすべてをご紹介しましょう。 (ライター・尾関友詩)

どこでもドア型本棚の概要

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「どこでもドア型本棚」の高さは大人の腰ほどで、約82cm。見た目のかわいさとは裏腹にずしりと重く、安定感があります。あなたの部屋を訪れた人は、それが本棚だと気がつかないでしょう。


「どこでもドア型本棚」
幅:440mm、奥行き:240mm、高さ:819mm、重量:約20kg
価 格:本体63,000円+税(送料別)
製造元:カリモク 販売元:メディコム・トイ 発売元:小学館
 ※「100年ドラえもん」お届け時に段ボールに同封される専用申し込み書で、小学館に申し込みをする形での販売です。ご希望の方は同封の申し込み説明書をよくお読みになり、お申し込みください。

高級家具にも使われるMDFを採用

 20kgというずしりとした重さは、本棚に必要な安定感と共に、高級感を与えています。その秘密は、本体に使われているMDF(中密度繊維板)という素材にあります。

 MDFとは、木材を繊維状に分解し、接着剤(合成樹脂)と混ぜ合わせ、ふたたび固めた素材のこと。木材をそのまま使うよりも表面がなめらかで、木材特有のソリ・ねじれ・伸びを抑えることができます。また高湿度や経年による変化も少ないため、高級家具などにも多く使われています。

 本の重さで棚がたわんだり、経年のゆがみでドアの開閉がしづらくなったりすることがないよう、100年先まで暮らしを共にする本棚にうってつけの素材だといえるでしょう。

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木材をそのまま使うより比重が重いので、設置時の安定性も増し、転倒しにくいなどのメリットもあります。


後ろ姿にも自信があります

 通常、壁際に設置する家具の背面は、コストのかからない合板などを使用します。人の目に触れる部分ではないので、多くの場合は塗装もされません。

 けれど「どこでもドア型本棚」は違います。背面にも同じくMDFを使い、美しいピンク色の塗装で仕上げています。どの角度から見ても楽しめるため、壁際ではなく、部屋の真ん中に置きたくなる人がいるかもしれません。

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経年でも色の変化が起こりにくい高機能な塗料を採用。一つ一つの本棚が、塗装職人によって丁寧に仕上げられています。



100年間、何万回も扉を開くから

 扉の開閉のために使用される金具を「平蝶番」といいます。みなさんの身の回りにあるドアにも使われています。「どこでもドア型本棚」では、システムキッチンや上質な家具で使用される「調整蝶番」を採用しました。

 その特徴は、開閉がスムースであること、開閉耐久性が高いこと、そしてもしも扉のたてつけが悪くなっても、プラスドライバーで簡単に調整できることです。また扉が閉まる直前には、調整蝶番が持つ独自の引き込み力がかかります。これによって、不用意に扉が開きにくいこともメリットです。

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扉を閉めた状態では見えないように蝶番が取り付けられているため、デザイン性を損なうことはありません。

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ドア裏側の左下には、『ドラえもん』とカリモクのロゴをあしらった金色のプレートが。主張しすぎない範囲で、高級感を演出しています。

ドアノブにも木のぬくもりを

 私たちが目にするドアノブの多くはステンレス製ですが、「どこでもドア型本棚」ではブナの木材を使用しています。それは、いちばん多く人が触れる部分だからです。ステンレスなど一般的にドアノブに使われる素材ではなく、木材を使用したことで、扉を開閉するたびに木質の柔らかさや温かみを感じていただけます。

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ちなみに数ある木材の中からブナを選んだ理由は、木目が表に出にくいから。ドアノブにはグレーの塗装が施されています。


究極の完全オリジナル限定製品

「どこでもドア型本棚」は、メディコム・トイとカリモク、小学館の共同開発による、「100年ドラえもん」のために作られた完全オリジナル限定製品です。

 これまでに『ドラえもん』をはじめ、『パーマン』『エスパー魔美』『キテレツ大百科』など、数々の藤子・F・不二雄作品に登場するキャラクターフィギュアを生み出してきたメディコム・トイ。そして、先進技術と職人技を融合し、品質至上を基本理念とする国内家具メーカー最大手のカリモク。それぞれのアイデアと技術、携わったスタッフのあふれんばかりの「愛」を注ぎ込み、ついにドラえもんファン垂涎の逸品が完成しました。

 設計と製造は、カリモク家具株式会社。1940年創業。おもに家庭用家具の製造から卸までを手がける、国内最大手の家具メーカー。高度な木材加工技術と長年の人間工学研究から生み出された高品質家具は、各世代から人気絶大。1台のテーブルや1脚のソファを何十年と愛用するファンも多いです。

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どこでもドア型本棚設計図がこちら。


夢のような本棚

 100年先まで残る本を収納するための本棚。そのコンセプトにふさわしい姿は「どこでもドア」型しか考えられませんでした。ドアを開けば、いつでも『ドラえもん』の世界に入っていける。そんな夢のような本棚が、現実のものとなりました。

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「100年先まで残る本を収めるのだから、100年経っても機能する、しっかりとした本棚を作ろうと考えました。安定性や機能性を備え、本棚として使いやすく、安全基準も満たす。そうした家具づくりのノウハウを、カリモクは80年に及ぶ長い歴史の中で培ってきました。本棚としては決して大きな製品ではありませんが、細部まで手を抜くことなく、家具メーカーとしてできる限り丁寧に製作しています」(カリモク家具/新規事業部/池田令和さん)


「100年ドラえもん」とともに、100年先まで暮らしをともにする家具ができあがりました。ご期待ください。

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