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モグリの雀荘経営という商売柄、アクの強い人間は腐るほど目の当たりにしてきた。しかし完は…
RTGです。いつも大変お世話になっております。 本当は年末までに掌編小説の一本でも書き…
八番目の月の炉にシャベルで燃料を焚べ終えると、ジンは滴る汗を袖で拭った。 燃料はガラ…
仕事を邪魔されるのが大嫌いだ。俺が四気筒を駆るこの夜のハイウェイのように、何事も滞りな…
①と⑤はおれの自分語りだ。ライナーノーツを読みたい人は②③④だけ読んでくれ。 おれの記事…
追ってきた最後の一台が雷に灼かれたが安堵する暇は欠片もない。独りでに迸る絶叫とともに一ミ…
「改装費に百万も使ってるんですよ、何とかしてください!」 ヒスを起こしたマダムを尻目に、俺は地図と土地家屋の登記簿謄本を睨み続ける。 建物の利用には役所の許可が必要な”市街化調整区域”。そうと知らずに空き店舗を利用してのカフェ開業を夢見たマダムが、役所にストップをかけられ俺の事務所に転がり込んできた。救えねえまでの素人だが、その素人にメシを食わせてもらってる俺は更に救えねえ。 物件の所在は稗島地区。海浜公園の隣、住宅街の喧騒に縁遠い絶好の立地。 つまり、最悪だ。 コイ
俺とお前と彼女らを解き放つべく、俺は小銃の銃口を咥え躊躇いなく引き金を引く。真銀と神句…