とある洋菓子店でアルバイトをした時の話。
その洋菓子店は、とても珍しい食材の掛け合わせで新しい味の世界を提案するのが強みだった。
そのストーリーやこだわりが大好きだった。
どんな味か、食感か、甘みは強いか、酸味があるか、お酒に合うか、どっしりしているか、軽やかか
知らない食材については、どんなものか調べ、店頭のお菓子をほぼ全て自腹で購入し、食べた感想をメモし覚えていた。
そしてライバル店の品物も実際手に取り、どういったところが違うのか自分なりに考え、自分の扱う品物の良さは何かを考えるのに活かしていた。
冒頭の「