見出し画像

防災食を食べてみよう!

こんにちは。山岸朋子です。
毎日暑い日が続きますね。
コロナ禍の上、連日猛暑、台風による長雨で自宅で過ごす時間がどうしても長くなります。
お子さんのいる家庭では、毎日3食のご飯を作るだけでも一苦労ですよね。
今回は親子で楽しみながら食べられる防災食をご紹介します!

【防災食とは?】

 災害時に、電気・ガス・水道などが止まっていても食べることができる食品を指します。
非常食・保存食とも言われています。
通常の食品に比べ、消費期限が数年と長いため、災害時の備えに適した食品です。

 防災食といえば、以前は乾パンや金平糖など、乾燥していて硬くボソボソして、飽きがくる…。
というネガティブなイメージが多かったと思いますが、最近はアルファ米や缶詰・真空パックなど、おいしい防災食が増えています!
また、スーパーでも防災コーナーが増え、防災食を目にする機会も多くなりました。
それだけ防災食が身近なものになったのだと感じます。

【親子で防災食を食べてみよう!】

 買い物をしながら防災食を見かけ、ふと気が付きました。
 「防災食って家族で食べたことないな…」
 いざ有事の際、備蓄していた防災食を食べようとしたら、食べ方が分からない…
苦手な物が入っていた…あるいはアレルギーが…
なんて事もあるかもしれません。

「一度防災食を食べてみよう!」
そう思った私は、息子と休日のお昼ご飯に、防災食を食べてみることにしました!

 防災食をいくつか購入し、食べたいものを息子に選んでもらいました。
息子が選んだのは、アルファ米おにぎり(鮭)・アルファ米梅ご飯・パン(缶に入ったもの)でした。

画像1

 早速調理開始!
と言っても、パンは缶を開けるだけし、アルファ米はお湯を入れて混ぜるだけ。
熱湯に気を付ける以外は簡単すぎるくらいの体験でした。
しかし、珍しいタイプの食事に息子は興味深々でした。

 数分待って、いざ実食!
実際食べていると、色んなことに気が付かされました。
例えば、アルファ米の梅しそご飯は、女性が食べる1人前としては量が多かったです。
有事の際の食事なので、量が多めになってるのかもしれませんね。

 私自身備蓄しておきたいと思ったのは、アルファ米のおにぎりでした。
これは最初からパックが三角形になっており、とても食べやすかったです。
息子も特に鮭味が気に入り、また食べたいといっているくらいでした。

画像2

【防災食を買って、食べて感じたこと】

 実際に食べてみて、思ったのは、長期間備蓄しておける防災食は、一度家族で食べてみる必要があるということでした。
 我が家の場合、息子が気に入ったおにぎり型のアルファ米を多めに備蓄しておくことにしました。
 また消費期限が切れるころには成長していて、好みも食べる量も変化しているでしょうから、また何種類か購入して食べ比べして新しい防災食を備蓄しておきたいなと思いました。

 今回、防災食を食べるために何種類か購入しましたが、普通の食品に比べるとどうしても単価は高いです。
家族人数分×3食×7日分と考えると、備蓄しておくには量も予算も厳しいなと改めて感じました。

【やっぱり基本はローリングストック】

 防災食は高くてそんなにたくさん蓄えられない…。 
そこで提唱されているのが「ローリングストック」です。
ローリングストックは最近よく耳にする方も多いかと思います。
日常使う食品を少し多めに購入しておき、使ったらその分だけ購入しておくことで、常に一定量の食料を備蓄しておく方法です。

 世間でローリングストックが提唱されているのは、日常使っている食材を備蓄しておけるため、気軽に実践出来るからです。
防災食・ローリングストック、それぞれのメリットがあるので、ご家庭の環境に合わせて組み合わせてご活用下さい!

 今回防災食を食べてみて、防災食のおいしさ、便利さ、そしてローリングストックの大切さまで改めて学ぶことができました。
夏休みも終盤に近づいてきていますが、お昼ご飯をかねて是非一度食べてみてはいかがでしょうか?

ローリングストック


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?