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ライター自己紹介その②

こんにちわ。山岸朋子です。
今回は自己紹介の後半です。

前回はレポーターとしての活動を紹介しました。
しかし、そこで防災について携わることはほとんどありませんでした。
私自身が防災の活動に携わるようになったきっかけをお話します。

【出産後、防災レポーターに就任】

 2014年に子どもを出産し、保育園問題を乗り越え、日々の生活が落ち着いたころ、かつしかFMからレポーター復帰の打診を頂きました。
 独身時代はお店や街頭でのレポートでしたが、今回は「防災」に特化したレポーター。
当時私自身は防災の知識が何もなく、リスナーに防災の情報を分かりやすく伝えることが出来るのか不安でした。

 しかし、「一般区民として同じ目線でいられる立場」として取材をしながら同時に勉強を重ねていきました。
 
 復帰当初担当したのは「シェイクアウトリポート」というコーナーです。
かつしかFMでは平日定時にシェイクアウト訓練放送を実施しています。

 シェイクアウト訓練というのは地震に備える防災訓練のことです。
参加者が一斉に身を低くして頭を中心に身を守る訓練を繰り返し行うことで、いざ地震が発生した時に自身の身を守れるようする目的があります。
この取材は区内の介護福祉施設を中心に行いました。
 
 多数の介護福祉施設で取材をしていく中で、災害弱者と言われる方々は、災害発生時や避難時、避難所生活において介助や配慮が必要である事を知りました。
 シェイクアウトリポートの役割は、シェイクアウト訓練の周知と防災に対する意識を高めてもらうことでしたが、私自身が中継先で職員さんや利用者さんとお話をしていく中で災害弱者の事を知る大きなきっかけとなりました。
 またそれがきっかけとなり、防災のことを、より多くの方に知ってほしいという気持ちが強くなっていきました。
この時ようやく「自助・共助・公助」の「三共」の意味を本当に理解したように感じました。
 


【コーナーを担当して見えてきた「自助・共助」の重要性】

 防災レポーターとして復帰した翌年、今度は「防災ママ~ともこんがいく」というコーナーを担当することになりました。
「ともこん」は私が独身時代にレポーターを務めていた際に呼ばれていた名前です。
復帰後も変わらず私は「ともこん」としてレポーターを続けていられることが幸せでした。

 新しいコーナーはママ目線、ファミリー目線で区内の防災情報を取材する内容です。
そこで学んだのは「自助・共助の重要性」でした。

 若い子育て世代は、日々子育て・仕事でいっぱいいっぱいです。
私自身もそうですが、毎日あっという間に時間が過ぎてしまい、なかなか防災について考えるまで手が回りませんでした。
 しかし、葛飾区や自治町会、独自に防災の活動をされている方に取材をして、私自身が防災の知識を得ていく中で、若い世代にも自助・共助について知ってほしいという想いが日に日に強くなりました。

「自分の言葉で説得力を持って発信するにはどうすれば良いか…。」
まずは肩書だけでも欲しい思い、2020年防災士の資格を取得しました。
まだまだ勉強中の身ではありますが、現在は小学1年生の息子も巻き込んで、一緒に防災活動にも取り組んでいます。


【防災士ママとしてこれからやりたいこと】

 子どもが小学校に入学した事もあり、地元地域での交流を積極的に行っていきたいと思っています。
自治町会・こども会などで様々な年代の方々と交流をして、地域のことを学び、絆を深め、防災の意識向上に貢献していきたいです。

…と大きな展望を語りましたが、堅苦しくなりすぎず、軽い気持ちで「こんなことやってみようかな」と思ってもらえるような記事を書いていけたらと思っています。
どうぞこれから宜しくお願いします!

防災イラスト


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