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気象科学館体験レポート

 こんにちわ。ライターの山岸朋子です。
夏休み真っただ中、いかがおすごしでしょうか?
コロナ禍のため、遠くに外出出来ない日々が続いているかと思います。

私の息子は小学校1年生で初めての夏休みです。
少しでも思い出に残ることを…と、今回は虎ノ門にある気象科学館に行ってきました!
息子と体験した内容をご紹介します!

【気象科学館とは…?】

 気象科学館は気象庁が運営している施設です。
気象庁の庁舎移転に伴い、2020年7月にリニューアルオープンしました。
 気象や地震の観測機器や日本の自然を体感できるシアターや、 防災知識について学べる装置などが常設されています。

【気象科学館の常設展示】

 具体的にはどのような展示があるのでしょうか?
一部ですがご紹介していきます!
■ウェザーミッション~君は新人予報官~
■津波シミュレーター
■大雨ヒヤリハット
■うずのすけ
■緊急地震速報トライアル
■活火山のすべて
■災害ポイントウォッチャー
■うずまきシアター
その他にも気象庁の貴重なコレクション展示や、気象ライブラリーなど…
気象庁が携わる業務についての展示・体験があります。

【息子との体験レポートその①「災害ポイントウォッチャー」】

 災害ポイントウォッチャーは台風・夕立・地震とそれぞれが発生した際、「どんな状況が危ないか」を学べるコンテンツです。
 大きなパネルがあり、そこに映し出されている映像から危ない人を予想してタッチしていきます。
制限時間が過ぎた後は答え合わせ。
 安全な人・危険な人それぞれに対して解説があるので、楽しみながら答え合わせをすることができます。

 息子はこのコンテンツを特に気に入ったようで、すべての災害のクイズに挑戦していました。
「この人は海で遊んでて危ないと思う!」「この人は家にいるから大丈夫!」と、一生懸命チャレンジしていました。
答え合わせでは間違えていた所をタッチして「へぇ~」と感心していました。
正解した部分もきちんとタッチして確認していたので、わが子ながら思わず感心してしましました。
 私自身一緒に体験しましたが、知らないこともあったのでとても勉強になりました。
親子でも友達同士でも楽しんで学べるコンテンツでした!

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【息子との体験レポートその②「うずのすけ」】

 続いてご紹介するのは「うずのすけ」です。
円柱型の大きな機械で、「台風」と「竜巻」の発生する仕組みを学ぶことができます。
短い時間でそれぞれの違いを目で見ることができます。 
白いスモークが気流の流れをとても分かりやすくしてくれます。
 
 息子は「台風」から体験しました。
台風は最初、小さな気流でグルグル回っていましたが、回り続けるほどにどんどん大きくなっていく様子を目の当たりにしました。
一方、「竜巻」はボタンを押すとあっという間に下から上に大きな気流が発生!
すごいスピードで1分間回り続けていました。
 台風も竜巻いずれも本物はもっともっと大きいことを息子に話しました。
特に竜巻に大きな衝撃を受けた息子は「巻き込まれたら危ないね!」と学んでくれた様子でした。
台風も竜巻も目の前で本物を見られないので、こういう場で仕組みと怖さを知ることが出来るのは素晴らしいなと思いました。

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【気象科学館まとめ】

 その他にもうずまきシアターで活火山の映像を見たり、津波シミュレーターで津波と波浪の違いを学んだりと、たくさんの体験をしました。
気象と防災は深い関わりがあります。
天気のエキスパートが監修した施設なので、災害の恐ろしさ、事前に備えることの大切さを親子で学べると思います。
入館料無料なのも親としては嬉しいポイントの一つです!

 現在気象科学館は感染症対策の為、完全予約制となっています。
入れ替え制で2時間たっぷり楽しむ事が出来ます。
また、気象科学館は港区立みなと科学館と併設されています。
予約をすると2つの施設が一度に楽しめるので、自由研究から思い出作りにも最適です!
 子どもの物事に対する吸収力は本当に留まることを知らないなと驚かされます。
このようなご時世ではありますが、都内にありますので、お近くの方は予約の上是非足を運んで頂きたい施設です。

【気象科学館アクセス】

東京メトロ(日比谷線)「虎ノ門ヒルズ駅」A1・A2出口より徒歩4分
東京メトロ(日比谷線)「神谷町駅」4b出口より徒歩5分
東京メトロ(銀座線)「虎ノ門駅」2番出口より徒歩10分
東京メトロ(南北線)「六本木一丁目駅」3番出口より徒歩15分
※お越しの際は、公共交通機関をご利用ください。

詳しくは気象科学館のホームページをご確認ください。
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/intro/kagakukan.html

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