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私が防災士になるまで②

みなさま、こんにちは!

 今回は引き続き、私が防災士になるまでをご紹介します!
前回は「防災士の資格について」・「防災士になるにはどうすればいいのか」・「私が防災士をめざすきっかけ」・「防災士研修講座の申込」までをご紹介しました。
コロナ禍で研修講座が中止になってしまった後、研修講座の再申し込み・研修日当日までの事を書き綴っていきたいと思います!

研修講座の中止から再案内まで

 受講予定の研修講座は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止が決定。
後日研修日時を再設定の上、振り替えて頂けるとの案内が届きました。
そして初めての緊急事態宣言が解除された5月、無事に8月のコースを改めて申し込む事ができました。
しかし、救命救急講習は含まれていなかったため、近くの消防署で別途受講することにしました。

 私が受講を申し込んだ防災士研修センターでは、受講日当日に必要書類を整えて提出をすれば、試験合格後に防災士の認証登録申請の手続きを代行してくれます。
これを知った私は、先に救命救急の講習を申し込むことを決めたのでした!

救命救急講習の受講

 防災士の資格を取得するために必要なのが「救命救急講習」の受講です。
日本防災士機構では、下記の認定基準が設けられています。
・心肺蘇生法とAEDを含む3時間以上の講習であること
・防災士認証登録申請時に5年以内に発行されたものであること

もしご自身が救命救急講習の修了証を持っていて、それが申請に認められるものなのかどうか…分からないという方は、日本防災士機構のホームページで一覧表から確認できます!
https://bousaisi.jp/wp-content/themes/fcvanilla/pdf/lifesaving-training.pdf

私は、消防署で開催されている「救命救急講習Ⅰ」を受講することにしました。
研修日が確定してから、早速近くの消防署に問い合わせをしてみることに…!
受付の方はこのような問い合わせに慣れているようで、スムーズに予約を取ることができました。
しかし、開催日は限られているうえに、修了証の発行までは1週間から10日ほどかかる場合がほとんどです。
未受講の方は早めに問い合わせをしておくことをお勧めします!

 救命救急講習の受講日当日、参加者は10名弱でした。
コロナ禍であるため、少人数でじっくりと学ぶことができました。
AED講習の人形も今回は1人1体という贅沢!
本気の心臓マッサージは体力の消耗がとても激しかったけど、防災士取得のための第一歩だなぁと感じました!
そして1週間後、無事に手元に救命救急講習の修了証が届いたのでした!

【note17】②救命救急講習の修了証

事前課題の履修確認レポート

 そして受講日までにやっておかないといけないのが履修確認レポート…!
昔から宿題や自宅学習が苦手な私にとって最大の鬼門になる…と身構えていました。

 防災士の資格を取得するためには、日本防災士機構が定めたカリキュラムを履修する必要があります。
「防災士教本」は21項目+4補講で構成されており、その中で12項目以上は集合研修での履修が必須となります。
集合研修で履修しなかった項目は、研修機関が指定したレポートにて履修となります。

 防災士研修センターが定めた履修確認レポートは「防災教本」の穴埋め形式でした。
防災教本を読み込みながら、課題を進めていけるので、必然的に防災教本の内容を理解することが出来たと思います。
60ページ以上ある履修確認レポートを、毎晩子どもが寝静まってから少しずつ進めていきました。

 また履修確認レポートを終わらせたあとは、試験勉強も開始しました。
これだけでもとてもボリューム満点!
しかし、少しずつでも進めていけば、確実にやり切れる量でした。
受講日当日まで、履修確認レポートと試験勉強で、モチベーションをキープ出来たのも良かったのではないかと思います。

【note17】③防災士教本・履修レポート

 履修レポートも無事に終わらせて、試験対策の勉強も少しずつしてきました!
そうこうしている間に季節はあっという間に春から夏へ…。
いよいよ研修講座当日を迎えるのでした…!

次回は研修講座当日から試験、合格してからのことをご紹介していきます!

(執筆:山岸朋子)

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