モチベーションを上げるって無意味!第47話(印象を上げる奥義)


お金は生命の次(同等)に大事な物だと言うことを再認識!することで、第一印象が変わるはず。

当たり前ですが、営業は第一印象が非常に重要です。

お客様が話を聞く時間を割いても良いのか否か?の、判断は、出会って数秒のはずです。

当然、身嗜みや笑顔は重要であると、誰でもわかっているはずですが、それでも、印象に差が付きます。

では、一体、それは何故でしょうか?

当社の営業にも、事ある毎に、確認している事です。

それが冒頭のお金と命の話です。

生命の危機に対しては、人は論理的に考えるのではなく、本能で感じるものです。

例えば、日本では茂みがあっても、生命の危機を感じることはないでしょうが、アフリカのサバンナに一人取り残されて、50m先に茂みがあったとしたら、どうですか?生存本能が反応するはずです。

●ニッコリ挨拶(茂み)の後ろには一体何があるの?

現代社会では、お客様は、営業を見た瞬間に、この生存本能が、茂みなのです。

無意識で働く生存本能が機能しなければ、どれくらいの人に騙される事になるのでしょうか?生きていけないかもしれません。

ですから、いくら身嗜みを整えて、丁寧な挨拶をしたとして、相手に、この生存本能を働かせてしまったら、印象は上がりません。

なので、まず、自分自身が生命と同いぐらいお金は大切な物と言うことを再認識する。その上で、相手の困っている事に対し、自分が役に立てる事はないのかを真剣に探る。

この入り込みの時間帯で、自分が売りたいが為に、有利な情報を引き出そうと質問をしても、お客様の生存本能にスイッチが入るだけです。

本能に働きかける事なので、いくら言葉巧みに話しても、無駄です。自分は役に立てる存在だということを感じさせる為には、相手を想う気持ちです。これは綺麗事ではなく、相手の困っている事に関心を持たなければ、お客様が自分に関心を持ってくれるはずがありません。

売れない営業に限って、お客様の言うことを聞いていたら、結局は断りに繋がるし、損する結果になると決めつけ、一向にこのプロセスを試さない。結局は自分が得になる結果にしか関心を持っていないので、お客様にも関心を持ってもらえない。

そして無駄な努力を繰り返す。

本能に働きかけるのであれば、言葉の前に相手を想う気持ちです。その想いが言葉に現れはずです。印象の決定的な差は、ここにあるはずです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?