PSYCHO-PASS 3
以下、とりとめないオタクの独り言がつづきます。
お時間に余裕のある方はおつきあいくださいまし。
※PSYCHO-PASS3のネタバレを含みます
1,2,3話までは楽しく視聴し、
5,6,7話でおや? と首を傾げ、
最終回の8話で、無言で首をふる。
わたしにとってビフロスト 対 公安 という図はわりとどうでもよくて、
主人公ふたりの関係性崩壊こそが問題だった。
わたしはバディものを好む傾向があり、公式ホームページの
「互いが互いの精神的ザイルパートナー」
という言葉の響きも手伝って、灼と炯のW主人公に期待していた。
吉上亮氏のノベライズ『PSYCHO-PASS3<A>』のノベライズ版では本篇以上に繊細な心理描写がされていたこともあり、物語が展開する中でふたりがどう変化していくのか、わくわくしていた。
が。
7話で灼を殴り、8話では挽回するどころか辛辣な言葉を吐き捨てまくる炯。
7話の時点では、状況が状況だったから気持ちはわかる。身内意識もあり、灼なら受け止めてくれるだろうという甘えがあったはずだから。
しかし、数日経っても彼の態度は頑などころか悪化している。無二の親友であるはずのパートナーへ不信を隠そうともせず罵る。もはや、言葉の暴力だ。
わたしは、大いに失望した。
“決意と覚悟、信頼を、そのすべてを余すことなく互いに委ねた”
“二頭で一対のシェパード”
“真実への道程を、信義の絆で結ばれた二人が、最後までともに踏破することを”
などと、
ふたりの絆が堅固であると描写されていたからには、本篇でもそういった場面が多く見られると思っていたのに!
とんだ思いちがいだったよ!!
脚本家によってキャラクター認識がちがうのか、と。
物語に没入するにはいろんなタイプの人がいるだろうが、わたしは、人間同士の細やかな機微、関係性の変化に感情移入するタイプだと再確認した。
わたしは現実で得がたい体験を物語に依存しがちなゆえに、ハマったときのプラスのエネルギーは爆発的なものがある。
反面、こういうマイナスなエネルギーも産まれるのだな。。。
あまりこういうぐちを言ってもな、とは思うけど、
オフライン上でオタク友達はいないし、かといってTwitterでは文字数が足りないし。どこかで発散させたかった。
想いは具現化して身の外に出してあげないと、気が淀んでしまう。
それがアナログだろうとデジタルだろうと、チラシの裏だろうとSNSだろうと、文字なりなんなりに象形化することがだいじ!まとめ。
うむ。納得はできないけどとりあえず消化はできた。
あなた→わたし→誰か→ほかの誰か