【自由研究】もやし栽培
自宅でモヤシを作れると聞き、自由研究で試してみました。
日本ではもやしはすごく安いですが、アメリカではもやしは高級品(笑)。
いろいろな方法があるようですが、ツイッターのお友達※からいろいろ教わったり、YouTubeの指南ビデオをいくつも見たりして、何度か試行錯誤して、わたしでもうまくいった方法を書き留めます。栽培容器も何種類か試しましたが、自分ではこの方法がいちばんうまくいったので、以来これで作ってますが、失敗なしです。
※ツイッターのハッシュタグ『#在米もやし部』『#在米もやし栽培部』では、部員の方達から、多くの指南・ヒントを頂きました。Thanks! みなさんも、ぜひハッシュタグをのぞいてみて!
1.Mung Beanを用意する
英語では「Mung Bean」、日本語では「緑豆」。
わたしは初めてでよくわからなかったので、まずは、Amazon経由で、Todd's Seeds というところの豆を1ポンド(450gぐらい)買ってみました。
※ただしTodd’s Seedsから直接買うほうがずっと安いです。
また、在米者の間ではお馴染み、「種のキタザワ」でも売ってます。
2.豆を水に浸ける
6~12時間ぐらい水に浸けておきます。浸け過ぎてもダメだそうです。わたしは一度に50グラムぐらい発芽させます。栽培に用いる容器の大きさに合わせて豆の量の調節を。
3.ザルにチーズクロス(ガーゼ)を敷き豆を並べる
二枚重ねにしたチーズクロス(ガーゼ)を敷いたザルに、水に浸しておいた豆をできるだけ重ならないよう広げて並べます。このとき、こうしてビッシリ並べるのがコツです。ビッシリ置くことで茎がまがらず真っすぐ伸びてくれるのです。
4.ペーパータオルをかけて上から水をかける
豆の上にペーパータオル(キッチンペーパー)を一枚かけ、その上から水をジャージャーかけます。このペーパータオルは最後まで同じ一枚を使えます。
5.重たい皿か蓋のようなものを置く
重しをかけてやることで、モヤシが筋トレして一本一本が逞しくなるのと、根が下へと伸びて、数日後、真っすぐ上にだけ伸びてくるんです。
6.水切りがよくできるよう鍋に入れ暗い場所に安置
ザルの下に鍋かなにかを置いてしずく受けにします。
最初の1~2日目は、3~4時間おきぐらいに、ひんぱんに綺麗な冷水をペーパータオルの上からかけてあげます。
水遣りをしたら、ザルと鍋ごと、暗い場所に安置します。わたしは上から箱をひっくり返してかぶせ、暗くします。通気が悪いと腐っちゃうそうなので、通気性のよいものをえらびます。
水遣り→暗い所に安置→水遣り→暗い所に安置・・・
この工程をさいごまでひたすら繰り返します。
これで一日目終了。
7.≪DAY 2≫ 適温20~23℃で翌朝発芽
一晩おいて朝になると、殻が割れてチョロッと発芽が始まっています。あまり寒い場所に置くと発芽に時間かかります。
この日も、3~4時間に一度、きれいな冷水をジャージャーとペーパータオルの上からかけてあげて、重しをのせ、ふたたび暗所に安置する、をくりかえしてください。
8.≪DAY 3≫ から ≪DAY 5≫
毎日、少しづつ、根が伸びてきます。同じ作業を繰り返すだけですが、初日ほど頻繁に水替えは必要なし。ただし、最低でも朝1回、午後1回は、綺麗な水をかけてあげてください。
3日目。
4日目。
5日目。
3~4日目になると、根がガーゼを突き抜けてザルの隙間から伸びてきています。
9.≪DAY 6≫ 重しのお皿が持ち上がるぐらいに成長
そろそろ葉っぱも出てきます。これぐらいになると全体が同じ高さに上に伸びて、重しのお皿を持ち上げるぐらいになります。
10.≪DAY 7≫ 収穫
7~8日目になると長さも出て、収穫にぴったり。これ以上おくと、葉っぱが増えてきてしまいます。
7日目。
8日目。
11.収穫して冷蔵庫で保存
この段階を過ぎると、根が黒ずんできて、葉っぱが増えすぎることも自由研究でわかりました。
ここらで収穫するのがいいと思います。
収穫する際はチーズクロスごと持ち上げ、ひとつかみづつそっと引っ張ってあげると、底に敷いたチーズクロスから根がするりと抜けます。
綺麗な冷水に散らして、緑色の殻を水流で外してやりましょう。
よくすすいでから水を切り、殻も取り除いて、タッパウェアなどにいれて冷蔵庫で保存すると、あと3日ぐらいはシャキシャキとしたフレッシュな歯ごたえのまま持ちます。
ヒゲのような根が嫌いなひとはザルからひっぱり上げる前に、飛び出してる根を包丁でこそげ落としてもいいかもしれません。わたしは全部食べます。
また、チーズクロスは収穫後によく水洗いして、縦横をピンと引っ張って形を整え、太陽にあてて良く乾かしてあげれば、何度でも使えますよ。そのたびに買う必要なし。
12.アプリケーション
こうして収穫した自家製モヤシを、
パッドタイにしたり
チャーハンにしたり
ラーメンにしたり
焼きそばにしたり
その他なんでも、どんなお料理にも使えますね。もやし、大好きです。
もやしライフをENJOYしましょう!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?