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「東京国立博物館-特別展きものKIMONO」

繊細さ、大胆さ、おかしみ、洒落っ気、色使い、実用美、自然や小さきものへの愛しみ、、一言でいうと美しい。この美しさを生んできた日本の土壌って何なんだろう、と考えずにはいられませんでした。

小袖なんかは写真でみるよりずぅっと小さく、この小さき世界観に実用できる美がぎゅっと凝縮されていること、有名な奥方やお姫様(天章院篤姫など)や市井の女性達までが実際にその小さき身体に袖を通していたのだなぁと思うと、ただただため息が漏れるばかりでした。マスク越しにひっそりと「ああ素敵…まあ素敵…」と何度漏らしてしまったかわかりません。

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海外から里帰りしている作品を含め、海外の方々が着物美を称賛する気持ちが心からわかりました。

何百年も受け継いでくれてありがとう。

コロナのなか中止にせず、このおびただしい数の日本の美意識たちを再集結させてくれてありがとう。

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