見出し画像

日本で初めて!?

日本で初めてということをした事がありますか?
地球が誕生して日本という国になってから2022年。
長き歴史の中でまだ誰もやったことがないことを初めてするという感覚を味わったことがある人はどれくらいいるのだろう。
僕は今日、その一人になったのではないかと思います。

ボルトのように公式記録はないです。

一体なにかっていうと10万もするコードヴァンの靴に100度の熱湯をかけてみたということです。

その気持ちわかります。

その靴は僕が18歳の頃に初めて買ったコードヴァンの革靴です。
背伸びに背伸びを重ねてバイトで貯めたお金を握りしめてビームスで買った事を今でも覚えています。
この靴の思い出は数えきれないほどあります。
奥さんより一緒に色んな所に行っています。笑
大切に履いていたし、どんな事があっても手放すことが出来ない相棒のような存在です。

相棒が変わることもあるっちゃある。

なんでそんなことになったかというと、大切に保管してたらカビが生えてしまったのです、、。
シューズケースに入れてないし、風通しがいいと思っていたのですが東京の湿気を甘く見てました。

カビの除去をしなきゃと思い中も外もというかソールも含めて靴全体をエタノールで掃除をするとあらびっくり!
ピカピカ!
やり方は乱暴にせよ業者がやったかのような仕上がりに!!!
このまま太陽の下で乾かして、仕上げのクリームで復活だなと思っていました。
しかし、、カビが生えていた靴にこれから足を入れるかもしれないと思うとやはり万全を期したい所。
それが悪夢のはじまりはじまり。
サイトでカビの除去について調べるとエタノールの方法などが書かれているなかに熱湯も効く!と書いてあるじゃないですが!
60度とか書いてるけどケチケチせずに100度がいいに決まってる!とそそくさと熱湯の準備をスタート。
ちなみに革靴に熱湯をかけていいなんて一言も書いてないです。

この時はこれで完璧だと思っていたのに、、。

熱々の熱湯を靴の中に流し込みウキウキしながら眺めていると異変が、、。

アラジンの靴みたいに反ってきたけど。

ぐにゃ〜っと曲がり、どんどん縮むコードヴァン。
ウソだろ?!待ってくれ!助けて下さーい!
南青山の4丁目で、愛を叫んでも誰も助けてくれませんでした。

叫んだところでどうにもならん。

慌てて靴を掴むと100度熱湯が手に、、。
あち〜!!!
18年間大切に履いてきた靴は熱湯を纏った凶器になり主人に歯向かってきたのです。
熱湯を捨てないとどうにもならないので渾身の蹴りを喰らわせました。

俺に歯向かう奴は何人たりとも許さん。

こうして僕は日本で初めてコードヴァンの靴に100度の熱湯をかけた最初の日本人になったのです(非公式)

アドバイスとしては絶対にやらないで下さい。

もうこれ以上の靴には出会えないと思う。

離婚しない限り失ってわかる大切さに気付かないだろうと思っていたけど靴に教えてもらいました。
ありがとう。
家族を大切にします。

では商品紹介です。

以前青いスウェットを紹介しましたが、それのナチュラルバージョンです。
オンラインに出していないのでお店でしか見れないのですがsサイズはありがたいことに完売しました。
こちらは失ったというよりは旅立っていってくれて嬉しい気持ちです。

人の心に届けれるようにこれからもミスをしながら精進していこうと思います。
皆さんお手柔らかにお願いします。

ではまた次回。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?